ハワイ仕込みのアイデアで県民の食生活に一石を投じようと奮闘する、秋田県湯沢市の女性を取材した。

 鈴木アヒナ麻由さん(31)は、コメの等級を検査する「農産物検査員」や「お米ソムリエ」の資格をもつコメのエキスパート。

 麻由さんは健康について学ぶため2011年にハワイに留学し、アメリカの国家資格であるセラピストとなり、4年後に地元・湯沢市に戻った。そして、実家のコメ問屋・鈴木又五郎商店の7代目として店を継ぐ決意をした。

 地元に戻り、県民の食に対する意識に違和感を覚えた麻由さんは「体に良くダイエット効果も期待できる」という精白していないコメ「玄米」に着目。ハワイでの経験から玄米と白米を混ぜ合わせた「ハパライス」を開発し、2019年10月に発売した。(「ハパ」はハワイ語で「混ぜる」の意味)

 麻由さんは今後、ハパライスを使ったレシピの紹介やレトルトパックの開発など県民の食に対する意識を変えたいと意気込む。