河野外相が日中韓外相会談のため出発

河野外相は8月20日朝、中国、韓国の外相との会談に出席するため、北京に向け羽田空港を出発した。

河野外相は、まず20日夕方に中国の王毅国務委員兼外相と会談し、中国との関係改善の流れを受け、習近平国家主席の来年春の国賓としての訪日に向けた調整を行う。

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注目の日韓外相会談は

そして、注目は21日の韓国の康京和外相との会談だ。

日韓の間には、徴用工をめぐる問題や、輸出優遇措置の撤廃に加え、韓国側は福島第一原発の処理済みの汚染水の扱いについて説明を求めていて、課題が山積している。

韓国側は、先週15日の演説で、文在寅大統領が日本批判のトーンを抑える姿勢を見せているが、今回どのような出方をとるのか注目される。

日中韓外相会談の結果次第では首脳会談の年内開催も

また、これに先立って、20日午前中に予定される日中韓の外相会談では、北朝鮮への対応などについて協議されるが、協議の行方によっては日中韓の首脳会談が年内に開かれる可能性もある。

北京での一連の会談は、今後の日韓、そして、日中韓に向けた重要な節目となりそうだ。

(Live News days 8月20日放送分より)