奈良県明日香村で12年前から進められていた国宝・高松塚古墳壁画の修復作業がついに完了しました。

約1300年前に描かれたとされる壁画「飛鳥美人」修復前と比べると黒い汚れが薄くなっているのが分かります。

1972年に奈良県明日香村で発見され国宝に指定されている高松塚古墳壁画は、発見当時、石室の中で保存されていたためカビに覆われるなど劣化が問題となっていました。

文化庁は石室を解体して壁画の修復を進めていましたが、12年にわたる作業が26日完了しました。

【文化庁古墳壁画室・宇田川滋正さん】

「ミリ単位の緻密な修理作業を行ってきました。人物像も含めて絵柄がとてもきれいになったなと思います」

修復された壁画は今年5月に一般公開される予定です。