24日に行われた「全日本フィギュアスケート選手権」男子フリー。

“若きプリンス”宇野昌麿選手が3連覇を成し遂げた中、4年のブランクをものともせず、髙橋大輔選手は見事2位に、田中刑事選手は3位に輝いた。

現役復帰から5か月で全日本選手権2位となった32歳の髙橋選手の舞台裏に迫る。

現役引退から4年、髙橋選手は2018年7月に再びリンクに立つことを表明。

バンクーバー五輪銅メダル(2010年2月)や世界選手権優勝(2010年3月)、グランプリファイナル優勝(2012年12月)と数々の偉業を成し遂げた一方で、復帰後の目標を「全日本選手権で戦うことに楽しみはあります」と明かしていた。

ショートプログラムを終えた時点で、髙橋選手は1位の宇野選手と約14点差をつけ、2位に。

「明日、明後日は全力で気合で、汚くてもがむしゃらに決めていきたいと思います」と話していた髙橋選手。

フリーでは、髙橋選手の前にリンクに降り立った宇野選手。

刻一刻と自分の番が迫る中、ウォーミングアップに集中しながらも、髙橋選手が宇野選手の演技をじっと見つめる姿も。

「よし、じゃあラスト行ってくるわ」と髙橋選手はコーチに声を掛け、6年ぶりの表彰台を目指してリンクへと降り立った。最初のジャンプが4回転から3回転になるなど、ジャンプの精彩を欠く場面もあったが、世界を魅了する髙橋選手のステップは健在だった。


演技を終え、キスアンドクライで髙橋選手は「最後、コケると思わなかった」とこぼしていたが、得点が発表されると「マジで!?うそでしょ」と驚いていた。

さらに、最終滑走者の得点が発表され順位が決まり、2位が確定すると「俺、2位!?うそでしょ」と再び、驚きを見せた。

世界選手権への切符を手に入れた、宇野選手と髙橋選手。

だが、髙橋選手は世界選手権を自ら辞退。その理由を試合後の会見で「世界で戦っていく覚悟を持てないのに、選ばれたからと言って出るべきではないのと、若い選手が舞台を経験する必要性の方が大きい」と述べた。

(「めざましテレビ」12月25日放送分より)