感染経路がわからない例が、増加している。

「感染爆発の重大局面」として25日、小池知事が、週末の外出自粛などを要請した東京都では、国の推計を上回るスピードで感染者が増加していることがわかった。

厚生労働省の対策班によると、東京都では、3月21日からの5日間で、感染者は51人増えると推計していたが、実際には、わずか3日間で、74人にのぼった。

この推計では、今後2週間で500人程度感染者が増えるとされていたが、それを上回る可能性もある。

また、厚労省の対策班は、感染者が増加している背景に、都内の繁華街にある飲食店で「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生している疑いがあると指摘していて、若者などを中心に、感染者の急増が続く可能性もあるという。

一方、東京都内で新たに懸念されているのが、感染経路のわかっていない感染者の増加。

先週は、感染経路が不明の事例と、わかっている事例の数がほぼ同じだった。

しかし、今週に入り、感染者数の倍増とともに、感染経路のわからない人が増えていて、24日は17人中11人、25日は41人中13人にのぼった。

2日連続で、2桁を超えていることから、都内では、すでに市中感染が広がっている可能性もある。