「本日の理事会において、関脇朝乃山が全会一致で大関に推挙されましたことをご報告いたします」

新大関 朝乃山「謹んでお受けいたします。大関の名に恥じぬよう、相撲を愛し、力士として正義を全うし、一生懸命努力します」

富山県出身力士としては、横綱太刀山以来となる111年ぶりに大関へ昇進した朝乃山。25日の伝達式の口上には、相撲を始めた中学時代から使ってきた言葉、「一生懸命」と、母校、富山商業高校の教育目標である「愛と正義」を盛り込みました。

新大関 朝乃山「Q口上はスムーズだった?自信をもって発言しました。大横綱の太刀山以来なので、近づけるように頑張りたい」

朝乃山は、史上初の無観客開催となった3月場所で11勝4敗の成績を残し、直近3場所で32勝をあげました。大関昇進の目安となる33勝には届かなかったものの、安定間のある正攻法の右よつ相撲が評価されたとみられます。

高砂親方「みるみる体が大きくなっていった。よく稽古したと思う」

息子の晴れ姿を、そばで見届けた両親は・・・。

父 靖さん「ひとしおです」

母 佳美さん「心配ごとはたくさんあったが、本人が決めて進んだ道なので、全面的に応援する気持ちに変えて、今日まで来ました」

そして伝達式に朝乃山が用意していたもの・・・。

高校時代、そして大学時代に朝乃山を角界へ導いた亡き恩師の遺影です。

新大関 朝乃山「おかげさまで大関に上がれましたと言いました。これに満足せず、もう一つ番付(横綱)があるので、目指して頑張りますと言いました」

恩師の教えを胸に、これまで着実に番付を上げてきた朝乃山。夢の『横綱』へとまた一歩前進しました。