愛知・豊橋市の産婦人科医院の男性院長が7月25日、飲酒後に出産手術をしていたとされることが分かった。父親によると、男の子の赤ちゃんは一時、生命の危機に瀕したという。

父親は怒りをあらわにし、このように語った。
父親:
自分の大切な子どもを分娩が分かっていたにもかかわらず、平気で飲酒をして憤りを感じております

父親が音声データで録音していた院長との実際のやりとりは次の通り。
父親:
先生酔っぱらってましたよね?
院長:
酔っぱらってるほどではなかった…
追及に院長「ビールは飲みました」
父親の問いかけに当初は酔っていることを否定した院長。しかし父親が質問を続けると、手術を担当した日にビールを飲んでいたことを認めたのだ。

父親:
でも完全に真っ赤でしたもんね?
院長:
はい、きょう日に焼けてて…
父親:
いや日に焼けているレベルではない!
院長:
ビールは飲みましたよ…
父親:
ビールは飲みましたよね

院長は担当日を把握…父親は提訴を検討
父親によると、院長は父親に担当日を、以前から把握していたと説明したという。なぜ酒を飲んだのだろうか。音声データではこのようなやりとりもあった。

父親:
じゃあ酔っぱらってたっていうことですよね?
院長:
酔っぱらうほど酔っぱらってないですけど…

父親:
確実にアルコールを飲んだ状態で、あの状態ということでしたもんね
院長:
そうですね
父親:
それは認められますよね?
院長:
はいはい
酒は飲んだが、酔うほどではなかったという苦しい言い訳をする院長。父親からの報告を受けた保健所は病院に対し、注意喚起と改善を求めた。

父親は今後、院長を提訴することを検討している。
(「イット!」8月5日放送より)