地上配備型ミサイル迎撃システムイージス・アショアの配備計画を巡り、河野防衛相が秋田を訪れる方向で調整が進められていることが分かった。

 河野防衛相は24日の閣議後の会見で、秋田入りを検討していることを明らかにした。

 日程について河野防衛相は「いくつか提案している」とした上で、国会の日程や、新型コロナウイルスの感染状況を見極めながら調整を進めるとしている。

 秋田入りが実現すれば河野防衛相は知事と面会するほか、防衛省が当初「配備候補地」とした秋田市の陸上自衛隊新屋演習場を視察するものとみられている。

 防衛省は新屋演習場のほか秋田・青森・山形の計19国有地の再調査の期限を4月末まで延長しているが、秋田県側は河野防衛相に対し、調査結果が出る前に演習場を訪れるよう要請している。

 なお、防衛省内では新屋演習場への配備を見直す動きがあるものの、北朝鮮がミサイル発射実験を繰り返していることから、河野防衛相はイージス・アショアの必要性を改めて強調し「いまのようにイージス艦を24時間365日配備するというのはなかなか長期間に渡ると無理が生じる。そういう意味でイージス・アショアというのは非常に導入意義がある」と述べた。