パラリンピック・競泳のメダル候補だったアメリカ代表選手が、介助者である母親の来日が認められなかったため、出場を辞退すると表明し、波紋が広がっている。

パラリンピック・競泳のアメリカ代表で、視覚・聴覚に障害があるベッカ・メイヤーズ選手は、介助者である母親が帯同しての来日を許可されなかったことから、出場を辞退すると自身のツイッターで発表した。

メイヤーズ選手は、過去の大会で6つのメダルを獲得するなど、東京大会でも活躍が期待され、3年前から東京に来ることを楽しみにしていた。

2018年に投稿された動画で、メイヤーズ選手は「東京大会まであと2年。とても楽しみです。待っててください!」と話していた。

メイヤーズ選手は、母親が帯同することができなかった理由について、「アメリカパラリンピック委員会が、34人の水泳選手に対して、介助者を1人しか派遣できないとしたため」と説明しているが、ワシントンポストは、アメリカパラリンピック委員会によると、「必要な運営スタッフ以外の入国を日本が認めないのが理由だとしている」と報じている。

メイヤーズ選手は、自身のSNSで「競技に参加するためには信頼できる介助者が必要だ」と無念な気持ちをつづっている。