一度海に流れ出るとおよそ600年漂うとされ、海洋ごみになる漁業で使われなくなった網。海洋ごみ削減の解決の糸口として、その漁網に新たな付加価値をつけて再生する取り組みが進められています。

漁業に使う網、漁網を再利用する取り組みを進めているのは、「海と日本プロジェクト」の旗振り役で、海洋ごみの削減に向けた取り組みをしている日本財団などです。

今月20日、海の日を前に、廃棄された漁網を原料に再生された鞄の発表会が行われました。

いらなくなったものに新たな価値をつけて資源に変える「アップサイクル」と呼ばれる取り組みで、海洋ごみとなるのを未然に防ぐだけでなく、消費者にも海洋ごみの問題を身近に感じてもらう狙いがあります。

日本財団の笹川陽平会長は、「今後も多種多様な企業と知恵を出し合って、海洋ごみの問題解決に向けて共同していきたい」としています。