新型コロナウイルスの感染拡大により、東京オリンピックが2021年に延期されることになりました。

福岡でも影響を心配する声が上がる中、2021年夏、福岡市で実施される予定の世界水泳について高島市長は「完全な形」で実現したいと強調しました。

【記者】

「史上初の延期となった東京オリンピック・パラリンピック。福岡の街の人たちはどう受け止めているのでしょうか」

Qきのう発表されましたけども、率直にいかがですか?

【街の人】

「もうそれは仕方ないんじゃないですか。コロナが蔓延するよりは人の命のほうが大切ですから」

「このまま事態もどうなるか分からないのでいたしかたない。残念な気持ちもありますけど」

「(今から)ちょうど1年くらいずらせば、気候的にもちょうどいいんじゃないですか」

「何か選手の方がちゃんとした目標を持ってですね、いつやるかっていうのだけは早く決めてあげられれば」

さらにオリンピックのチケットをすでに購入している人はー

「予約番号や時間なども書いてですね」

【記者】

「オリンピック東京旅行としっかり書かれていますね」

春日さんは東京オリンピックの女子サッカー準々決勝のチケットが当選し、家族5人で観戦する予定でした。

【春日知佳さん】

「こんなことなかなかないので、家族でいい思い出になるなと思いながら」

春日さんの家族はオリンピック観戦に合わせて、3泊4日の東京旅行を予定していましたが、今回の延期で旅行自体キャンセルするつもりです。

組織委員会は延期後のチケットの取り扱いについて「配慮する」としていますが、日程が決まっていないため家族全員で観戦できるか分かりません。

【春日知佳さん】

「家族で行こうと思っていたので、夏休みだから行けたっていうのもあって、学校があるときだとまた困りますし。もう本当に日程が決まるまではわかりません」

また、オリンピックの延期によって特に福岡で影響が心配されているのが、「世界水泳」です。

開催地である福岡市は、2021年7月からの大会に向けて準備を進めていましたが、国際水泳連盟は24日、オリンピックの延期の決定を受けて「日程について柔軟に関係各所と協議する」と発表しました。

これについて福岡市の高島市長は、「世界水泳も完全な形で実現したい」と強調しました。

【福岡市・高島宗一郎市長】

「一流選手がオリンピック・パラリンピックに集中して世界水泳の方は断念せざるを得ないとか、こういうような形にもしたくない」

「FINA(国際水泳連盟)としっかり打ち合わせをして日程変更をするのであれば、一番いい時期で開催できればいい」

世界水泳の日程については今のところ未定ですが、福岡市は26日に実施する予定だった大会PRサポーター任命式の中止を決めました。