捨てずに交換するファッション界のサステイナブル。

いわゆる「Z世代」と企業がコラボしたその狙いとは。

東京の有楽町マルイで7月5日から行われている服の交換会。

着なくなった服を持ち込めば、ほかの人が持ち込んだ服や、アパレルブランド「ワンピース」のアウトレット商品などと交換することができる。

サイズが合わない服や、買ってみたものの気に入らない服などの再利用につながるサステイナブルな取り組みで、これまでに500着以上の服が集まった。

この交換会の特徴は従業員。

企画から運営まで、すべてを文化学園大学服装学部に通う大学生が行っている。

「服の交換会」を主催した学生「こういう交換会という形でSDGsの活動に参加してもらえる機会を提供できればと思って、この取り組みをしている」、「高校生の時から古着が好きで、古着の良さの一部としてSDGsも伝わっていったらいいなと」

持ち込まれた服は、全体像やタグを撮影し、原産国や使用されている生地などをデータ化。

今後、大学の授業でも生かされる。

学生「廃棄衣料のブランドに何か関係性があるのかとか、こういう素材のものは持ちが悪いから捨てられやすいとか、そういうことを考えようという感じ」

一方、この企画に協賛したアパレルブランド「ワンピース」にも、交換会を通して新たな発見があった。

これまで50代から60代の女性をターゲットに商品展開をしてきたが...

ワンピース広報担当兼Ehre styleプレス・春木晃子さん「Z世代の方たちが交換に来たときに、あれって思うくらい弊社の服を選んでもらったり、『かわいい』と持って帰ってくれる人が多くて、何か垣根を決めていたのはこちらの方なのかなというのが新しい発見」

自分が好む服を純粋に楽しむというZ世代。

メンズのポロシャツと交換した20代の女性もいた。

来店客「(メンズ・レディースは気にしない?)気にせずけっこう着られる。最近白いパンツをいっぱい買ったので合わせやすいかなと」

ワンピース広報担当兼Ehre styleプレス・春木さん「Z世代の皆さんの方が、古いもの、新しいもの、またいろんなブランドに垣根があまりないと感じている。世代を狙う服を作らない方がきっといいんだという気づきだったので、このまま突き進めればいい」