「ながらスマホ」が原因か。女性が電車にはねられ死亡した。

警報音が鳴る中を踏切内に侵入

7月8日 東京・板橋区の踏切で、帰宅途中だった女性(31)が電車にはねられ死亡した。
事故の原因とみられているのが“ながらスマホ”だ。

事故直前、警報音が鳴る中、スマホを操作しながら踏切内に入ってきた女性。

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遮断機が下りてきても、女性はそのまま踏切の出口付近でスマホの操作を続けていたという。
そこで、走ってきた電車にはねられたのだ。

女性はスマホに気を取られ、自分が踏切の外にいると思い込んでいた可能性があるとみられている。

踏切内「ながらスマホ」…1時間で6人

踏切で「ながらスマホ」をしている人はどれぐらいいるのか。
事故があった踏切で調べてみると…

山口祥輝記者:
女性がスマホを見ながら踏切内を歩いています。

男性がスマホをいじりながら歩いてきました。

前を少し気にしつつ、線路を歩いていきました

スマホを見ながら踏切を渡る人は、1時間で6人いた。
事故について街の人は…

踏切の利用者・30代女性:
連絡を取っている最中とかだと、ついやっちゃったりする。ちゃんと気をつけなきゃなと思いました

踏切の利用者・30代女性:
スマホに集中しちゃうと、周りもよく見えなくなってしまう。みんなが気をつけないとまた同じような事故が起きちゃうんじゃないか。

身近に潜む「ながらスマホ」による事故。警視庁は当時の状況を詳しく調べている。

(「イット!」7月14日放送より)