リゾート地で起きた日本人女性射殺事件

アメリカ・フロリダ州のマイアミで沖縄県に住む吉永紗子さん(24)が射殺された事件。吉永さんと容疑者がとった事件前日の行動が明らかになった。

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アメリカ有数のリゾート地、フロリダ州マイアミで事件は起きた。

FNNニューヨーク支局・中川真理子記者
こちらはフロリダ州の閑静な住宅街です。吉永さんはこちらの住宅で射殺されました

FNNニューヨーク支局・中川真理子記者
玄関の前には花束と日本のお菓子が手向けられています

7月1日、現場となった住宅の寝室で沖縄県浦添市の吉永紗子さん(24)が胸を銃で撃たれ、殺害されているのが見つかった。

駆けつけた警察官によって逮捕されたのが、リチャード・ハウエル容疑者(30)。元在日アメリカ軍の兵士だ。

2人の関係はわかっていないが、吉永さんは「外国に行く」と親族に話し、5月下旬に渡米。8月のお盆までに帰国する予定だったという。

近所の人が証言する事件前日の2人の行動

事件前日の2人の行動について、近所に住む男性はこう証言する。

近所に住む男性:
私の娘が家の前で度々、被害女性を見た。事件前夜も銃で撃った彼と一緒に歩いていました。叫んでいる声は聞こえなかった

ハウエル容疑者は吉永さんの他にも、家族とみられる72歳の男性を居間で射殺した疑いが持たれているが、いずれも容疑を否認している。

ハウエル容疑者を知る女性:
子どもの時とても礼儀正しかった。お父さんとよく野球をしていました

異国で命を落とした吉永さんについて親族は、FNNの取材に「活発で明るい子だった」「会えるものなら、もう一度会いたい」などと話している。

吉永さんの両親が現地に入り、事件について確認しているという。

(イット! 7月9日放送より)