リーダーの大野智さんの要望もあり、2020年をもって活動休止を発表した国民的アイドルグループ「嵐」が、27日に会見を行い、活動休止に至るまでの経緯を明かした。

2017年6月から2018年の2月までの数か月間に話し合いを続けてきたという嵐。大野さんから聞かされた時、メンバーはそれぞれどう思ったのか。

二宮和也:
衝撃でした。そんなこと考えていなかったので、驚いたんですけど、いろいろ話し合いをしていく中で、やっぱりずっと僕らが言っていたことというのは、4人でも6人でも“それは嵐じゃない”と思っている。

櫻井翔:
これだけ長いこと一緒にいる我々ですから、相談というニュアンスより、ある程度意思の固まっていることなんだろうなと個人的に解釈した。どれだけ時間をかけても“全員が納得する形の着地点”を探さないといけない。それが“僕の役目”だと思った。

松本潤:
僕は驚きはしませんでした。自分たちがいい形である内にグループを閉める、ということも実際考えたこともあったし、その話をメンバーにしたこともありました。これからのことを考えたときに、このタイミング、2020年で区切りをつけるというのがベストな形なんじゃないかと、僕はそう判断しました。

相葉雅紀:
ひっくり返りましたね。“まさか”と。
リーダーと2人で話をする中で、どうにか嵐を続けていけるような方法はないのか、ということもリーダーに相談もした。でも、リーダーとみんなと何回も話を続けていく中で、それこそリーダーの意見というのを納得して活動休止の方向で進めていこうとなりました。

それぞれのメンバーの今の思いを受けて、大野さんは「正直本当に申し訳ない気持ちはすごく強いですが、“1人欠けては嵐ではない”ということは5人の中ではあったこと。ちょっと勝手ではありますけど、その中で期限を決めて、今後の思いを心の中で感じながら、2020年いっぱいまで、毎日大切に走っていこうかなと感じました」と話した。

また、櫻井さんは「みんなの思いが同じところに着地すること」に時間がかかったと明かし、記者から「ケンカとか言い合いになったり?」という質問に対して、松本さんは「ないですね」と否定し、二宮さんは「(記事に)書きたそうですね(笑)。そういうのはなかったです」と同じく否定する中で、相葉さんは「嘘でも(ケンカを)しておけばよかったですね」と笑顔を見せた。

最後までファンに“感謝の思いを伝える”

数々のメンバーとの話し合いを続けていく中で、メンバーから「言われた言葉や態度」で印象に残っていることについて聞かれた大野さんは「最終的に期限が決まった時に、メンバーが『最後まで笑っていようよ』と言われた時はやばかったですね。素直に正直、申し訳ない気持ちがある中で、“何て人たちだろう”というか、単純に“嵐でよかった”とか、言葉にならなかったですね」と明かした。

2017年6月中旬に初めて大野さんが「嵐としての活動を終えたい」と伝え、話し合いを重ねた結果、活動休止を決めたという5人。

だが、会見では「多大な功績を残されてきてお疲れ様でしたと思う一方で、無責任じゃないかという指摘もあると思う。他のメンバーが決断をした時に、大野さんが言ったからというのではなく、自分の中で区切りを付けたかったのではないか」という厳しい質問も飛んだ。

それに対して櫻井さんは「無責任かというご指摘に対しては、我々からの誠意は、“およそ2年近く期間”をかけて、“感謝の思いを伝えていく期間”というのを設定した。それが“我々の誠意”です。それが届くように、これからも沢山の言葉をお伝えし、沢山のパフォーマンスを見てもらい、その姿勢をもって無責任かの判断をしていただければと思っております」と話した。

そして大野さんも「この2年間で出来るだけファンの方々を楽しませる、1日でも無駄にすることなく感謝を返していけたらということを一番考えてますね」と、2020年までファンと向き合っていくという。

活動休止は「嵐」の前の静けさ?

活動休止を発表した嵐だが、この緊急会見を見たファンはどう思ったのか。

約10年応援してきたという50代の女性は「(最初は)私たちの気持ちは?と思いましたが、(会見を見て)何となく楽しそうだった。ファンを悲しませないようにとか思ったのかなと。やっぱり嵐はいいですね」と話した。

解散ではなく、大野さんの引退でもないと語った嵐の5人。

会見では、「十分な英気が養えたら、また世界に嵐を起こせるのか?」と、期待も込めた質問も飛んだ。

相葉さんが「デビューの時に世界中に嵐を起こしたいと始まって20年なんですけど、巻き起こせてないと思うので、リーダーが同じ方向に向いてくれたら巻き起こしていいんですよね?」と大野さんに確認。

すると大野さんも「巻き起こしちゃいますか!」と笑顔を見せ、相葉さんも「いつの日か」と前向きに答えていた。

そして「活動休止は“嵐の前の静けさ”ということでいい?」という質問に、二宮さんは「一生懸命、考えたんでしょうね。その通りですよ」と話した。

(「めざましテレビ」1月28日放送分より)