2020年7月24日の開幕まであと540日となった東京オリンピック。

組織委員会は30日、公式チケットについて具体的な販売方法や競技ごとの価格を発表した。

そこで、オリンピックのチケット入手に関する疑問を解消する。

2019年4月以降から始まる申し込み

会見には、現役引退を表明したレスリング金メダリストの吉田沙保里さんも登壇。

吉田さんは「今までは選手として緊張感を持ったり、ここで勝たないといけないというプレッシャーがある中で戦ってきたんですけど、楽しみだなと。同世代でソフトボールの上野由紀子選手は、まだ頑張ってくれているので、ソフトボールが一番にスタートするのもありますし、ちょっと見てみたいと思いますね。国民の皆様と一つになって盛り上がっていけたらうれしい」と話した。

チケットは、日本国内においては2019年4月以降から始まるが、抽選に申し込むためにはIDの登録が必要となる。

パソコンやスマホからメールアドレスやパスワードなどを入力。
次に、4月以降にスタートする「公式チケット販売サイト」にIDとパスワードを入力し、氏名などの個人情報や観戦したい競技や席の種類、希望枚数を選択すると抽選の申し込みが完了する。
結果は6月14日以降に発表されるという。

また、会見では「開閉会式は1万2000円から購入が可能。競技の一般チケットは最低価格が2500円から、半分以上が8000円以下での購入が可能となっている」と、気になるチケットの具体的な価格も発表された。

例えば、開会式の価格を見ると、最も高いA席は30万円、最も安いE席は1万2千円となる。

見たい競技のチケットはいくら?

そこで街の人たちが見たい競技のチケットはいくらになるのか調査してみた。

まず、水泳・池江璃花子選手を見たいという女性。競泳の決勝は男女とも最も高いA席で10万8000円、次のB席は7万2000円、C席は3万6500円、最も安いD席は1万1800円となる。

次にバドミントンの桃田賢斗選手の試合を見たいという学生。バドミントンの決勝は最も高いA席が4万5000円、B席は3万6000円、C席は1万7500円、最も安いD席は8000円となる。

ちなみに、男子マラソンや近代五種など9つの競技が2500円でチケットを購入することができる。
さらに今大会では、12歳未満の子どもや60歳以上のシニア、障がい者を含む家族やグループを対象に2020円の観戦チケットも発売されている。

もし行けなくなったら…

一方、チケットに関して、当日行けなくなった場合に入手したチケットはどうすればいいのか、という疑問も。東京オリンピックは1年以上も先に開催されるため、都合が悪くなる可能性もある。

そこで組織委員会に確認したところ、「ネット上でチケット利用者の名前を変更すれば、家族や知人などに譲渡することが可能」だという。また、観戦できなくなった公式チケットを定価で譲ることができる「リセールサービス」も発表された。

続いては、高齢者からの「インターネットなどが繋がっていない場合はどうすればいいの?」という疑問。こちらも組織委員会に聞いたところ、「インターネットが使える環境にない人は、2020年春以降に予定されている窓口販売でチケットの購入が可能」になるという。ただ、インターネットによる抽選に比べると、希望チケットが入手できない可能性もあるという。

チケット入手にこんな方法も!

かなりの応募が予想され入手が困難となりそうな東京オリンピックの観戦チケットだが、観戦できるかもしれないこんな方法もあった。それは東京オリンピックの公式スポンサーが実施している観戦チケットのプレゼント。

洗剤など日用品を扱うP&Gでは、「宿泊ホテル付きの水泳決勝チケット」が当たるキャンペーンを展開中。P&Gの広報は「大変ご好評をいただいております。オリンピックという歴史的な瞬間を、ぜひ大切な仲間たちと分かち合ってほしいという思いから展開しています」と話した。応募締切は3月14日(レシート有効期限は2月28日)。

また、VISAや東京海上日動、日本生命でも観戦チケットが当たるキャンペーンを実施し、公式スポンサーとなっている3つの旅行会社が主催する公式ツアーを利用して人気の競技を観戦することも可能だという。

(「めざましテレビ」1月31日放送分より)