2月8日(金)から3夜連続で行われる「四大陸フィギュアスケート選手権2019」。

決戦の舞台となるアメリカでの練習できれいにトリプルアクセルを決めたのは、16歳の紀平梨花選手。

紀平選手は2017年に撮影された練習映像で、すでに4回転ジャンプを決めているが、大会直前の合宿では4回転ジャンプを成功させたという情報も出ている。

「今シーズンは100%ない」

注目される紀平選手の4回転ジャンプだが、2018年12月に新たなスター選手が現れている。

その人物は、シニアでも跳ぶことが難しい4回転ルッツを決めた、ロシアのシェルバコワ選手、14歳。「ロシア選手権」に出場したシェルバコワ選手は、ショートプログラム5位と出遅れる中、フリーで4回転ルッツを成功させ、平昌オリンピックの女王、ザギトワ選手らを抑えて逆転優勝した。

さらに、この大会では14歳のトルソワ選手も4回転ルッツに成功。今月3日に行われたロシアのジュニア選手権でも4回転トウループを2度も成功させ、トルソワ選手が優勝している。

紀平選手を含め、近年では4回転を跳ぶことができる女子選手が増えてきていることについて、フィギュアスケート評論家の佐野稔さんは「女子の4回転がかなりレギュラーなものになっていく兆しだと思います。筋力のない女子が跳べるということは、技術力の進歩と考えないと不自然です。技術を教える先生たちの能力がアップしているのだと思います」と分析した。

そんな紀平選手が実戦で4回転に挑戦するのはいつになるのか。

紀平選手は先月28日のインタビューで「4回転は来シーズンまでに調整して、今シーズンの世界選手権までは、これまでのジャンプで行こうと思っているので、4回転を入れることは100%ない」と四大陸選手権と世界選手権で4回転ジャンプは跳ばないと断言した。

この意味について佐野さんは「今は4回転よりもトリプルアクセルときちんと跳ぶことが、四大陸選手権、世界選手権も紀平選手が一番上に立つという計算ができているんだと思います。来シーズンくらいで試してみるというのは一つの手かもしれない」と話した。

四大陸選手権では4回転を成功させたロシア勢との直接対決はない紀平選手。
今後については「4回転の練習も本格的に入っていきたいと思っています。来シーズンまでにいい状態に持っていけるようにと思っていたので、すごく順調に来ている」と語った。

(「めざましテレビ」2019年2月6日放送分より)