4年に一度の大舞台を目指して練習してきたアスリートにとって「1年程度」の期間はどのような影響があるのか。

2度オリンピックに出場した中村真衣さんを取材しました。

20年前のシドニーオリンピック。

水泳女子100メートル背泳ぎで銀メダルを獲得した長岡市出身の中村真衣さん。

2度のオリンピックを経験した中村さんは、今回の延期の決定について…

【シドニー五輪銀 中村真衣さん】

「ショックはショックですが、いまの現状では正しい判断かなと思う」

「正しい判断」としつつも、気にかけていたのは東京オリンピックを目指してきたアスリートの気持ちです。

【シドニー五輪銀 中村真衣さん】

「夏にすべてをかけて戦ってきている選手も多いと思う。そういった状況の中で1年延びるというのは、気持ちの面でどのように維持していくのか」

1年延期したことへの気持ちの維持とともに難しくなるのが大会までの調整。

中村さんは「年齢を重ねるごとに何度も調子のピークを持っていくことは難しく、1年で結果や記録も大きく変わる」と話します。

【シドニー五輪銀 中村真衣さん】

「4年に一度のオリンピック本番に向けて、どうやってピークを持っていくかコーチと話し合って計画やプランを立ててていると思うので、これを1年となるともう一度計画を立て直さなきゃいけない」

それでも現役選手には前を向いて欲しいと願っています。

【シドニー五輪銀 中村真衣さん】

「今回の件には負けずにもう少し頑張っていただきたい」

中止とはならなかったものの、アスリートにとっては心身ともに厳しい1年となりそうです。