プレスリリース配信元:株式会社mog

~就任前は半数以上が管理職の意向が低く、上司のはたらきかけが重要な役割を担っている~

株式会社mog(ママ、お仕事がんばって!)(本社:東京都港区、代表取締役社長:稲田明恵、以下mog)は、女性管理職100人に対して、管理職に就く前の意向や管理職になった経緯、やりがいについてインタビューを実施しました。その調査結果を、男女共同参画週間(2021年6月23~29日)に合わせて「女性管理職白書2021」としてまとめました。この調査より、現役の女性管理職の半数以上が就任前は管理職の意向が低く、女性管理職の登用においては上司からのはたらきかけが重要な役割を果たしていることが明らかとなりました。(調査実施期間:2021年2月~4月)



【背景】
政府は2003年に「社会のあらゆる分野において、2020年までに指導的地位に女性が占める割合を少なくとも30%程度とする」という目標を掲げていました。しかし厚生労働省の「令和元年度雇用均等基本調査」によると、女性管理職比率は11.9%と目標にはほど遠く、目標の達成年限を「2020年」から「2030年までの可能な限り早期」に先送りする形となりました。

女性管理職が増えない原因として、「女性の意欲の低さ」「仕事と育児の両立の難しさ」「ロールモデルがいない」など、さまざまな考察が述べられていますが、その実態は明らかになっていませんでした。

mogは「『生きる』と『はたらく』をもっと近くに。」をビジョンに掲げ、ワーキングママのキャリア支援を展開する会社です。事業を通じて、女性が企業内で活躍し、キャリアを切り拓いていくには管理職層の多様化が必要であると強く感じています。女性リーダーを増やすために、企業には何が求められているのか。そのヒントを得るために、女性管理職として活躍している方々の生の声を聞き、独自に調査することで、これまでのアンケートでは見えてこなかった課題を浮き彫りにしたいと考えました。

【調査結果の概要】
1.現役の女性管理職のうち、もともと管理職の意向が低かった人が53%





実際に管理職となっている女性たちに、もともと管理職になる意向があったかを聞いたところ、管理職への意向が低かった人が半数以上の53%を占めました。その理由は「プレイヤーでやりがいのある仕事がしたい」「ワーママ管理職のロールモデルがいないので未来像が描けない」などで、管理職という仕事に魅力を感じていなかったり、漠然と自信がなかった、とする意見が目立ちました。

管理職になるつもりはなかったものの、実際に管理職になっている人が半数以上いるということで、意向が低いからといって「実際に管理職という役割が向いていない」わけではないことが明らかになりました。


2.半数以上が上司からの推薦を受けて管理職に就任


管理職になった経緯は、「上司からの推薦を受けて」が最多で半数以上。次いで「なりたいと思ったため」が約3割を占めました。自身で管理職を目指した女性は明確なキャリアアップの意欲があり、「評価されたい」と受動的に待つのではなく、自分からアピールしたり、試験を受けたり、自発的に行動に移しているのが特徴的でした。上述の通り、もともと管理職の意向が高くなかった人が過半数を占める中、女性管理職の登用においては上司からのはたらきかけが重要な役割を果たしていることが明らかとなりました。

3.管理職にやりがいを感じている女性がほとんど


実際に管理職になってどう感じているかを聞いたところ、「管理職は楽しい」とやりがいを感じている声が多くありました。チームで仕事をすることの楽しさや、視点が変わったことで新たな気づきがあったという意見のほか、「女性管理職が少ないのでロールモデルになりたい」など、管理職に就いてからは前向きに捉えている女性たちが大多数でした。一方で、「1度なると辞められない」という後ろ向きの意見も。管理職になることをゴールと考えるのではなく、管理職になってからのモチベーションの維持や、さらに先を目指す施策や仕組みも必要であることが分かりました。

4.「女性管理職を増やすなら女性役員を増やすべき」など多角的な改善案


女性管理職を増やす・定着させるために企業に期待することについて聞いたところ、「モチベーションを損なわない仕組み」「管理職の魅力の発信」「働き方の整備」などさまざまな意見が挙げられました。特に役員など上位層の男性比率が高いと男性視点に偏る傾向になるため、「もっと女性役員を増やすべき」という声が目立ちました。


本調査により、女性管理職を取り巻く課題として、「経営陣・上級管理職」「会社の制度や文化」「女性自身」の3つのポイントが重要だと分析しました。それぞれの課題に対する打ち手の詳細は「女性管理職白書」で紹介しています。

▼女性管理職白書2021
https://www.mog-career.co.jp/archives/mog_wp_2021.pdf

【調査概要】
調査対象:企業で正社員として働いている管理職の女性
調査期間:2021年2~4月
調査方法:mog社員による1時間ほどのオンラインヒアリング

【女性管理職白書2021目次】
・回答者の属性(会社規模、業界、年齢、職種、既婚・未婚、子どもの有無)
・管理職になった年齢
・管理職の意向の高さ
・管理職になった流れ
・管理職を意識するようになったきっかけ、タイミング
・管理職登用前後のエピソード
・管理職として働くにあたり後押しした風土や制度
・管理職のやりがい
・今後、女性管理職を増やしたり定着させたりするために企業がすべきこと
・女性管理職を増やすための課題の整理と打ち手

■株式会社mogについて<https://www.mog-career.co.jp/
mogは「m(ママ)o(お仕事)g(がんばって!)」の頭文字を取って命名。今も働いている多くのママが、仕事と家庭のバランスや、自己実現と現実の狭間で揺れています。ママの輝くうしろ姿を、パートナーや子どもたちにはこう言って送り出してほしい。「ママ、お仕事がんばって!」そんな社会を実現するために、この会社は生まれました。「生きる」と「はたらく」をもっと近くに。女性が働けることを楽しみ、仕事を通して自己実現できる社会を目指して取り組んでいます。


女性管理職の採用・育成・定着に関するお問い合わせはmogまでご連絡ください。
mogofficial@mog-career.co.jp

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