第165回芥川賞の候補作品が発表され、岩手県盛岡市在住の作家くどうれいんさんの「氷柱の声」がノミネートされた。

くどうれいんさんは盛岡市渋民在住の26歳。

現在、会社に勤めながら作家として活動している。

今回、芥川賞の候補作品にノミネートされた小説「氷柱の声」は東日本大震災を題材としていて、当時高校生だった主人公が葛藤しながらも成長していく姿を描いている。

作品の中には、実際に被災した友人などから聞いた話をもとに描いた部分もあるという。

くどうれいんさん

「たくさんおしゃべりをして、仲良くなった人の一瞬見せる横顔みたいなものを書きたいと思っているので、一緒にお茶飲んだりご飯食べたりしながら、話したことをなるべくその通りに書けるように」

「物語とか自分の人生とかに納得したい人がたくさんいるんじゃないかと気づいたので、そういうところを入れたくて入れた」

また作品を執筆するにあたって普段から心掛けていることは…

くどうれいんさん

「みんなの分からない言葉は使わない、みんなが知っている言葉でまだ誰も書いていないことを書きたい」

今回の芥川賞には「氷柱の声」を含め5つの作品が候補にノミネートされていて、選考会は7月14日東京で開かれる。

「氷柱の声」は7月26日に単行本として発売される予定。