世界的な人気グループ「BTS」とマクドナルドがコラボしたセットメニューに注文が殺到し、新型コロナウイルスの感染拡大のおそれから、一部店舗が営業休止になる騒ぎになっている。

6月9日、インドネシア・ジャカルタ近郊のマクドナルドで撮影された映像。
大勢の人が押し寄せている。

実は、この日はアジア発の人気グループとのコラボ商品の発売日だった。

マクドナルドには、ファンからの注文が殺到。

緑色の服を着た人は、商品をピックアップしようと集まった、フードデリバリーの配達員だった。

店の外にも、長い行列が。

これほどの人を集める商品。
それが、韓国の人気グループ「BTS」とのコラボ商品だった。

セット内容は、チキンナゲット、フライドポテト、ドリンクで、韓国オリジナルのケイジャンとスイートチリのソースがついている。

K‐POPが絶大な人気を誇るインドネシアでは、このBTSセットの販売が始まると、客が殺到し、完全に店は「密」な状態に。

新型コロナウイルスの感染拡大の懸念から、少なくとも13店舗が休業する事態になった。

このBTSセットは、5月26日のアメリカ、カナダ、ブラジルなどでスタート。
49カ国で販売を予定している。

5月27日に販売開始された韓国を見てみると、店内には、紫をイメージした風船が飾られ、商品のパッケージも紫で統一。

そして、「ボラヘ = 紫しよう」の文字。
これは、ファンにとって外すことのできない大切なワード。

「ボラへ」は、BTSセットのシンボルとなっている。

客「ここに書いてある『ボラへ = 紫しよう』を通して、韓国語を世界中の人に知ってもらえることには意味がある」

ファンは、このパッケージだって捨てない。

きれいに洗って乾かすのは、韓国のファン。

額に収めて飾るのは、インドのファン。

そして、BTSメンバー全員の人形まで作ってしまったのは、アメリカのファン。
その手には、もちろん限定パッケージの紙袋が握られている。

11日、南ジャカルタのマクドナルドを訪ねてみると、あの混雑は消えていた。

現在、BTSセットは、インドネシア国内では、ドライブスルーのみの販売となっている。