新型コロナ感染の恐怖をプロレスラーが激白です。取材に応じてくれたのは広島を拠点に活動する現役のプロレスラー。自宅、ホテル、病院と2週間以上に及んだ療養生活を明かしました。

【新型コロナに感染・レイパロマさん(46)】

「案外弱かったなと思いました。俺こんなもんかという感じでした。ハハハ。コロナをナメるなということですね。あいつら手ごわいから」

力を込めたメッセージで感染の恐ろしさを口にしたのは、広島市に住むプロレスラー、レイパロマさん、46歳。鍛え上げた体で空中殺法など、激しくも、華麗なファイトを重ね観客を魅了してきたプロレスラーに突如襲いかかった新型コロナウイルス。

【新型コロナに感染・レイパロマさん】

「夜に37℃だったのが38・3℃くらいまでいって、これもしかしてと思った」

先月19日に発熱しコールセンターに相談。翌20日に病院でPCR検査を受診し「陽性」と判定されたレイパロマさん。患者が多いことを理由に「自宅待機」するよう指示がありました。

【新型コロナに感染・レイパロマさん】

「やっぱり自宅なので部屋に閉じこもって、トイレに行くときも消毒しながら動いていたりするのと。家族も敏感になっていますので、部屋の前に食事が置かれて」

幸い、同居する妻と子供2人は陰性でしたがいつ家庭内感染を起こすかわからない不安な日々。

【新型コロナに感染・レイパロマさん】

「10日間くらい学校も休まないといけないし、妻も仕事を休まないといけないし、その間に長男がサッカーをやっていて、3年間の大事な選手権がありまして、試合に出られなかったというのが私自身は申し訳ないという思いがあります」

自宅待機から4日目、迎えにきた車でホテル療養へと移ったレイパロマさん。

【新型コロナに感染・レイパロマさん】

「(1台の車で)4人くらい患者さんをピックアップしてみんなで一斉にホテルに行くという形でした」

しかし、ホテルに入ってからも一向に熱は下がらず、辛い状況が続くことからホテルでオンライン診察を受け、その後、病院に向かうと。

【新型コロナに感染・レイパロマさん】

「すでにその時肺が痛くなっていて、レントゲンとか血液検査とか尿検査とかしたら肺炎ということで」

新型コロナによる肺炎を発症。そのまま、入院しました。

【新型コロナに感染・レイパロマさん】

「熱を下げるということでアビガンを朝9錠とか他にも薬を結構毎朝飲んで、昼ご飯終わったくらいから3時間くらい点滴」

17日間に及ぶ辛い療養生活を乗り越え今月4日に退院。病院では、ある気遣いに支えられました。

【新型コロナに感染・レイパロマさん】

「看護師さんが毎朝マスクを届けてくれるんですけど、回復してよかったですとか、プロレス頑張ってくださいとか、メッセージをそえてマスクをいただくんですよ。それがそういう一言に癒されるというか心が救われたなと思った」

一方で、強敵を倒すため日々トレーニングを積んでいる自身にも襲い掛かった新型コロナに、気持ちの緩みがあったと反省しています。

【新型コロナに感染・レイパロマさん】

「私の場合正直ナメてまして、プロレスラーというのもあるし、どうせかかって治っているだろうと。人間弱くなっちゃいけねえぞと、あまり消毒とかも気にしていなかったが、あいつら割と強かったなと思う。コロナをナメるなということですね。あいつら手ごわいから、また変異株とか言っているから」