自衛隊の大規模接種センターの対象者が、全国に拡大されることになった。

また、今後、接種券の送付が進めば、64歳以下への対象拡大も検討するとしている。

真夏日となった10日も、続々と高齢者が訪れていた自衛隊の大規模接種センター。

しかし、6月14日から27日までの東京、大阪会場の予約枠は、10日午後5時時点で、およそ15万9,000人分の空きがある状態。

こうした状況を受け、政府は10日、大規模接種の対象者について、居住地の条件を外し、全国に住む65歳以上の高齢者に拡大すると発表した。

防衛省のウェブサイトとLINEでは、すでに全国からの予約が可能になっていて、12日の午前7時からは、電話でも受け付けができるようになる。

また、中山防衛副大臣は、自治体が発行する接種券の送付が進めば、ワクチン接種の対象年齢を64歳以下へ拡大させることも検討するとしている。

中山防衛副大臣「今後、基礎疾患がある方、高齢者施設等で勤務をされている方を含めて、64歳以下にも接種券の送付がされると思うが、こうした状況をふまえつつ、さらなる対応を進めていきたい」

10日の全国の新規感染者は、2,043人。

東京都は439人で、直近7日間の新規感染者の平均は391.7人。

7日間平均が400人を下回るのは、4月6日以来、およそ2カ月ぶりとなった。

全国のワクチン接種の進み具合について見ていく。

6月9日までの時点で、65歳以上の高齢者へのワクチン接種数は、1,104万回を超えた。
前日よりも、およそ80万6,000回増えている。

これを接種率で見ていくと、1回目の接種を終えた人の割合は、前日よりも1.74ポイント上がって、27.29%。

そして、2回目の接種を終えた人の割合は、3.84%となっている。

さらに、医療従事者を含めた国内全てのワクチン接種数は、9日時点で2,000万回を超えた。

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