ポケモンや仮面ライダーなどの人気キャラクターを勝手に使ったスマホ用のゲームアプリを無断で配信したとして、著作権法違反の罪で全国で初めて起訴された東京のアプリ制作会社の社長ら2人に対し、裁判所は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

有罪判決が言い渡されたのは、東京都のアプリ制作会社の社長の男(40)と従業員の男(35)です。

起訴状などによりますと、2人はスマートフォン用のゲームアプリで、東映などが著作権を持つキャラクター「仮面ライダーエグゼイド」などを無断で使用し配信した、著作権法違反の罪に問われていました。

裁判ではこのほかにも「ドラゴンボール」や「ちびまる子ちゃん」「アンパンマン」「ポケットモンスター」といった、合わせて11のアニメなどのキャラクターの画像を、アプリで無断使用し配信していたことが明らかになっています。

9日開かれた判決公判で、佐賀地方裁判所は「広告収入を得る目的でキャラクター画像を無断盗用するなど、各著作権を侵害する程度は大きい」と指摘しました。

一方、「事実を認めて反省している」などとして、それぞれ懲役2年6カ月・執行猶予4年と罰金100万円などを言い渡しました。

佐賀地方検察庁などによりますと、スマートフォン用アプリを使った人気キャラクターなどの無断使用について、著作権法違反の罪で起訴したのは、全国で初めてだということです。

捜査関係者によりますと、アプリで得た売り上げは数千万円になるとみられています。