2階から消えた“守り神”

沖縄に古くから伝わる守り神・シーサー。ある建物から突如消える事件が起きた。

沖縄県教職員組合那覇支部 沢岻優子さん:
シーサーがなくなったということで、とても残念な思いをしています

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5月29日午前9時ごろ、沖縄県の教職員組合が所有する会館を訪れた解体業者が、2階に置かれていたはずのシーサーがないことに気づいた。

シーサーは高さ約80センチ。少なくとも40年以上前に有名な職人が作ったもので、100万円ほどの価値があるという。
教職員組合は、警察に被害届を提出した。

シーサーが盗まれる前の様子 提供:沢岻優子さん
シーサー盗まれる前の様子 提供:沢岻優子さん

目撃された複数の不審人物

現場は、那覇警察署や交番から歩いて5分圏内にある場所。あまりに大胆な犯行といえる。

©Google

建物の解体に伴い、移転先の場所に設置されるはずだったシーサー。

シーサーが盗まれる前の様子 ©Google

実は犯行の数日前、不審な人物が目撃されていた。

沖縄県教職員組合那覇支部 沢岻優子さん:
複数名で前もって調査して、複数名で取りに来て、1回失敗して、また取りに来たとか、そういうことがあったらしいです

「シーサーを返したい」一本の電話から急展開 

いったい誰が持ち去ったのか。
すると2日午後、一本の電話をきっかけに事態は急展開。

「報道を見た。シーサーを返したい」

会館からシーサーを盗んだという一人の男が名乗り出たうえ、返却しに現れたという。

返却されたシーサー

シーサーは耳の一部が欠けていたものの、無事だった。
その後 警察が駆けつけ、シーサーを盗んだと名乗り出た男から事情を聴いている。

(「イット!」6月2日放送)