冬物リサイクルのポイントは?全国89店舗展開「エコリング」が査定

秋も深まり、衣替えを進めている人も多いのではないだろうか。そんな時にピッタリな、家中の不用品を買い取ってもらえる「リサイクルショップ」を取材した。

黄色い看板のリサイクルショップ「エコリング」。全国に89店舗あり、愛知県には13店舗を展開している(10月21日現在)。どんなものを買い取ってもらえるか聞いた。

エコリング 中部エリアマネージャ 金谷さん:
ブランド品に限らず、ノーブランド品とかも扱っています。衣替えの時期になるので、やはり服が多いですかね。特に夏物、冬物、問わず買取は行えるので、結構、出張買取のご依頼は頂きますね

出張費無料の買い取りサービスもあるとのこと。どのように行われるのか、出張区域外のお宅だったが、新築に引っ越したばかりの大宮さんの協力をいただき、見せてもらった。

査定のプロだからわかる“買い取りのポイント”

大宮さんは、ご主人と3人のお子さんの5人家族。

まずは衣類から。ご夫婦のクローゼットへ行くと、コートなどアウター類がたくさん。今は衣替えシーズンだが…。

エコリング金谷さん:
これから中古市場で冬物が売れ始める時期なので、状態が良ければ今のシーズンが一番高く買い取れます

今の時期は冬物、つまりひとつ先のシーズンのものを高く買い取ってもらえるとのこと。ただ、アウターをチェックすると…。

エコリング金谷さん:
毛皮、ファーがお好きですか?

大宮さん:
そうですね、たまたま

エコリング金谷さん:
今は、毛皮に対して欲しいっていう需要が本当に減ってしまったので、買い取りはできるんですけど、値段が安くなってしまう

毛皮というと、高い値がつきそうなイメージがあるが、今はそうではないとのこと。その理由は、国際的に高まっている動物愛護の意識。毛皮を使用しないブランドも増え、着る人も減っているという。

衣類を少しでも高く買い取ってもらうポイントは、流行のものかどうか。早め早めに手放すのがコツだ。

また、値札がついていると、再販するときに未使用品であることを強調できるため、ポイントも高いという。

値札つきのスポーツウエアに50円、シャツに300円の値がついた。

クローゼットから買い取ってもらったのは、コート7着、ニット2枚、ファー1枚、ワンピース3着、シャツ1枚、スポーツウェア2枚の合計16点、査定金額は1500円だった。

汚れも破れもどんな状態でもOK!買い取ってリサイクル活用

続いては衣装ケースにぎっしりと詰まった、サイズが合わなくなった子どもの服。穴が開いたり、シミがついていたりすると「まとめていくら…」という値段になるが、どんな状態でも買い取りはしてもらえるようだ。

エコリング金谷さん:
汚れや染みがあると、正直、もう値はほとんどつかなくなりますね。買い取りは行います。布の資源として繊維屋さんにまわして、ソファの中の綿とか車のシートの中身とかに変わっていきます

また、タグに名前が書いてある服は買い取ってもらえない業者もあるが「エコリング」では買い取ってもらえる。

査定金額は、大きな衣装ケースひと箱分まとめて1220円。

また、子どもの靴が15足で570円。名前が書いてあっても大丈夫で上履きまで買い取ってもらえた。

「おまる」も買い取り…中古需要が高い“ベビー用品”

一方、意外と値がつきやすいのが、ベビー用品。使用感がなく状態の良い手押し車に300円。「おまる」にも50円の値が付いた。ベビー用品は使用期間が短いため、中古品のニーズが多いとのこと。

おもちゃの買い取りポイントは、付属品があるかどうかで、値段がだいぶ変わる。付属品をなくさないためにも、商品が入っていた箱に保管しておこう。

ベビー用品とおもちゃの買い取り価格は、全部まとめて650円だった。

トータルの買い取り額は6万円に!使いかけの化粧品や香水もニーズあり

そして、買い取り金額が期待できるブランド品。ルイ・ヴィトンのバッグが35000円と16000円、コーチのリュックは3000円、ティファニーのネックレスは2000円。やはり高値がついた。

また、子育て中で使わなくなってしまったブランドバッグ。使いかけの化粧品や香水まで買い取ってもらえたが、いったいどんな人が買うのか…?

エコリング金谷さん:
その匂いが気に入っている方、色を気にいっている方は、廃盤になってしまったら手に入らないものなんですよ。中古でも欲しいという方はいらっしゃいます

ニーズがあるため、使いかけでも買い取ってもらえるとのこと。
買い取り金額のトータルは、60290円。内訳は、ブランド品が56000円、大人の衣類が1500円、子供服が1220円、子供靴570円、ベビー用品350円、おもちゃ300円、その他350円だった。

破れた服も…使いかけの香水も…おまるも…全て買い取る理由

なぜ、いろいろなものを買い取れるのかというと、エコリングでは国内で再販が難しい中古品を海外へ輸出している。主な輸出先はタイだ。

金谷さん:
数年前に社長が中古品が日本でなかなか売れなくなってきて、海外、アジアへ目を向けたところ、マーケット(市場)があるんですよね。一般の方がやっている市場があるんですけど、そこで中古の鍋とか、中古品のいろんなものが売っていた現場があったんですよ

タイで見かけた中古品の市場。これを見て、「日本のモノはきっと売れる!」と9年前、タイへ進出し、直営の販売店をオープンした。

すると、「日本からきたものは質が良い!」と人気を呼び、現在は10店舗を展開している。

金谷さん:
日本で販売されていた、使用していたというところが、その分品質が高いという風にタイで受けとってもらっています

法律に違反するもの、生もの、動物のはく製、医療機器、古い家電など買い取りできないものもあるので注意が必要だ。

(東海テレビ)

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