「あなたの街のワクチン事情」。

神奈川・大和市で、新たな動きが。

接種会場の医師不足を解消するため、歯科医師によるワクチン接種を開始した。

大和市から、木村拓也アナウンサーが中継でお伝えする。

大和市の集団接種会場。

18日、全国で初めて歯科医師によるワクチン接種が行われた。

普段は、私立病院の歯科口腔外科を担当している小澤歯科医師。

18日は、85歳以上の高齢者14人にワクチン接種を行った。
医師と2人組で行っている。

医師が副反応のチェックなどを行って、歯科医師がワクチン接種をするという形だった。

実際に接種を受けた高齢者にも、話を聞いた。

歯科医師から接種を受けた大和市民(85)「痛みもございませんでした。歯医者さんでも注射することあるので、それほど不安は感じませんでした」

歯科医師から接種を受けた大和市民(87)「(医師の)人が足りなければ、いいんじゃないですかね。歯茎の注射の方が難しいんじゃないかな」

皆さん、歯科医師だからといった不安は一切なく、安心して接種を受けていた。

18日に担当した小澤歯科医師、午前中だけ担当した。
というのも、今の時間帯は普段の一般の診療を行っているため。

今後は、両立していくために、休診日などを利用してワクチン接種を行っていくという。

大和市としては、歯科医師などがワクチン接種を行うことにより、当初、高齢者のワクチン接種は8月末までのスケジュールだったのを前倒しすることができた。

1カ月前倒しで、7月末までというスケジュールを実現している。

しかし、歯科医師がワクチン接種をするには、課題があった。
それが法律。

ワクチン接種に関しては、医師、それから医師が指示した看護師などが接種するというふうに法律で定められている。

ただ、医師の確保が難しい場合などは、必要な研修を受ければ、特例で歯科医師もワクチン接種ができるようになった。

ワクチン接種の研修では、実際に接種対象者の腕のところに器具をつけたり、座学を受けるなど、あわせて2時間ほど行ったという。

18日に最初のワクチンを接種する時には、小澤医師も普段、筋肉注射は経験したことがなかったため、とても緊張したが、最後の方には慣れてきたと話していた。

現在、歯科医師は、全国でおよそ10万人ほどいる。

日本歯科医師会によると、そのうち多くの地域で、歯科医師のワクチン接種に協力する姿勢を示しているという。

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