宮古島市の前の市長が陸上自衛隊の配備先をめぐって収賄の容疑で逮捕された事件で、岸防衛大臣は14日、「下地前市長の働きかけで駐屯地を選んでいない」と防衛省の対応に問題は無かったという認識を示しました。

贈収賄事件では、宮古島市の前の市長下地敏彦容疑者が3年前、陸上自衛隊の駐屯地としてゴルフ場の土地を国に売却できるよう便宜を図った見返りに、ゴルフ場を経営する会社の役員下地藤康容疑者から現金650万円を受け取った疑いが持たれています。

配備計画を巡っては防衛省が牧場とゴルフ場を候補地として提示したのに対し下地前市長が「地下水源への影響が懸念される」と牧場の使用に反対しゴルフ場に決まった経緯があります。

▽岸防衛相『施設整備のニーズと地元の懸念等の双方を勘案しながら駐屯地の整備を進めてきた。前市長の提案を受けて千代田カントリークラブを候補地に含めたというような事実はございません』

岸大臣は「選考過程に問題はなかった」という認識を示し、必要があれば警察の捜査に協力すると述べました。