長引くコロナ禍であなたの“モヤモヤ”は?

長引く新型コロナウイルスとの戦いは、私たちの生活を一変させました。人々の中には、どんな思いがあるのでしょうか。「あなたが今、モヤモヤしていることは、何ですか?」という質問を投げかけると、聞こえてきたのは、生活に直結することや、政府の方針への不信感の声でした。

10代の専門学校生:
「登校する授業が少ない」
実技の授業がオンラインになっちゃったりしているので、来年の就職活動とか資格を取るのにちょっと心配だなって思います。動物が相手なので、動物がいないと出来ない物もある 知識だけだと活かせない

50代サービス業で働く人:
「政府の指針がはっきりと国民に示されないことと、答えが曖昧なことが不満」
やっていることがすべて中途半端で、ずるずる、その場しのぎでやっているようにしか思えないです。もう少し法律を見直して、こういう緊急事態なのでそれ相応にふさわしい対応を示してほしいと思います

40代医療関係で働く人:
「いつまで自粛?」
どういった効果があるのかっていうのをちゃんと示していない中でずっと自粛期間、ステイホーム、ステイホームって言われていて、もうちょっと自粛したらこれだけ良くなったということを示して頂かないとちょっとこちらも我慢しづらいなって。モヤモヤというかみんなストレスもたまるだろうなって思います。

300人にアンケート“モヤモヤ”の正体は?”

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めざまし8では18歳以上、300人を対象にアンケートを行いました現在、“モヤモヤ”を抱えているという人の割合はこちらです。

感じている人:72%で216名
感じていない人:28%で84名

という結果に。具体的に何にモヤモヤを感じているのか結果をみてみると。

例えば経済的な部分で見てみると、仕事(アルバイト)が減り経済面が不安定になることや子供の遊び場の封鎖するなど生活に制限が多すぎるとの意見が寄せられました。
またワクチン接種の遅さや、時短営業になり急増した“路上のみ”などのマナー違反などがあげられています。マナーを守る人と守らない人の狭間でモヤモヤが生じているようです。
さらに、回答をジャンル別に分けてみると、“モヤモヤ”を感じていることの1位は155票で「政府の対応・メッセージ」でした。

2位が東京五輪開催について、3位がワクチン接種体制、4位が生活の制限、5位にメディアの報じ方も挙げられました。コロナ禍以前だったら感じることがなかったであろう世の中に渦巻く“モヤモヤ”の数々。一気に雲散霧消させることはできなくても、一人でも多くの人が納得できる説明の仕方や進め方が求められています。

(めざまし8 5月10日放送)