オリンピックの延期で中止となった来月の聖火リレーや海外選手の事前合宿。県内の各自治体は対応に追われています。

史上初めての延期決定から一夜明けた25日、県の担当職員が追われていたのは県庁に掲げられたのぼりの撤去。こののぼりは聖火リレーの実施をPRするためのものでした。

県職員「準備をしてきただけに残念な気持ちはあるんですけど、やっぱり選手のことを考えると仕方がない」

また県内では8つの市と町が、海外から選手を受け入れ、事前合宿などを通じて住民と交流を深めるホストタウンに登録。

県オリパラ・マスターズ推進室・武智公博室長「具体的にスケジュールの調整をしていたのはマレーシアのバドミントン。6月下旬から7月にかけて予定していました」

県はメインの練習場となる県武道館やホテルの予約を組み直す必要に迫られています。

また松山市は3つの国や地域のホストタウンになり事前合宿の調整を進め、西条市はオーストリアに事前合宿の誘致を進めていた最中でした。

西条市スポーツ健康課・櫛部一洋係長「コロナウイルスの感染拡大によることになるので致し方ないと思ってます。残念と…」

西条市はスポーツクライミング代表の日本での事前合宿先が、今月末に決まる予定だったということです。市内の児童が選手に向けてメッセージを書き込む応援用のぼりのデザインも作成は延期になりました。市は感染拡大がおさまったころに再び合宿のアプローチをかけたいとしています。

イギリス領バージン諸島のホストタウン・松野町は1年をかけて相手国と理解を深めて行きたい考えです。延期となった期間をうまく生かすため各自治体のアイデアが問われています。