SDGsの達成に向けて、岩手県内の取り組みを紹介。テーマは「観光」。

観光は、経済成長などにつながる一方、リゾート開発による環境破壊の問題など,

今、その中身も「持続可能か」問われている。

国のモデル地区に2021年度は全国で15か所選ばれ、岩手では唯一普代村が選ばれた。

石橋美希アナウンサー

「きょうはすっきり晴れて絶好のトレイル日和です。美しい風景を楽しみにいきましょう。普代村役場の前川さん、よろしくお願いします」

「持続可能な観光」へ、普代村が取り組むのが自然の中を歩いて楽しむハイカーの聖地になること。

村では海岸沿い23Kmにわたり、「みちのく潮風トレイル」のルートが整備されている。

普代村 観光交流推進係 前川正樹さん

「歩かないと分からないことは結構ある。音やにおい、空気とか」

漁港や集落など、地元の人たちの暮らしをのんびりと見られるのも徒歩の旅ならではだ。

整備された道路から徐々に自然を感じる道へ。

石橋美希アナウンサー

「こんな崖の傍を通るんですね。冒険しているみたいです。海が見えました。きれい!」

断崖の下を通る道は海がすぐそば。

普代村 観光交流推進係 前川正樹さん

「知っています?普代村の観光キャッチフレーズ」

石橋美希アナウンサー

「青のふだい?」

普代村 観光交流推進係 前川正樹さん

「惜しい!」

石橋美希アナウンサー

「青の国ふだい」

普代村 観光交流推進係 前川正樹さん

「その通り!この景色ですよ」

同じくトレイルを楽しんでいる人にも出会った。

青森から来た人は…

「歩いて行くのに急な感じがすごくよい」

道を進んでいくとその先にトンネルが現れた。

石橋美希アナウンサー

「すごく短い?」

普代村 観光交流推進係 前川正樹さん

「手で掘っている。だからゴツゴツしている」

抜けた先には小さな漁港(ネダリ浜)がある。昔の人が暮らしのために切り開いたもの。

静かな漁港で一息ついたらクライマックス。

目指すは150メートルの断崖の頂上。たどり着くためには750段の階段を上らなければない。一歩一歩踏みしめ、30分ほどかけて頂上(黒崎)にたどり着いた。

石橋美希アナウンサー

「到着!750段上り切りました」

普代村 観光交流推進係 前川正樹さん

「ご褒美の絶景です!」

石橋美希アナウンサー

「わー!すごいきれい。見晴らしがいいですね」

普代村 観光交流推進係 前川正樹さん

「この景色を見せたくて」

石橋美希アナウンサー

「これは頑張ったかいがあります」

自然や文化を見て、触れて、そして尊重することが「持続可能な観光」につながる。

普代村 観光交流推進係 前川正樹さん

「訪れる人も、ここに住んでいる人も、どちらも喜んでくれる取り組みになればよい。自然を生かして未来にこの道を残していきたい」

普代村の人口は2500人と県内で最も少ない自治体。

持続可能な観光に取り組むことは、美しい自然や文化など、村そのものを未来に持続させることにもつながる。