絵画や陶芸など5人の作家の工房をめぐる作品展が、秋田市雄和地区で開かれていて、訪れた人は作家たちの春らしい新作に見入っていた。

 このうち画家の相馬大作さんのアトリエでは、鳥海山や白樺の森など県の内外の風景を描いた油絵や水彩画が展示されている。思い出の一場面にあるようなどこか懐かしい風景を題材にしていて、柔らかく優しいタッチが見る人の気持ちを和ませてくれる。

 一方、陶芸家・安藤るり子さんの工房では、植物の模様をつけた皿や滑らかな手触りの茶碗など日常づかいができる作品の数々が並んでいる。窯の中は作品を置く位置によって空気の流れが違うため、淡い黄色や青など表情が異なる一点物に出会える。

 訪れた人はじっくりと眺めたり手に取りながら作家たちの春らしい作品の数々に見入っていた。

 「春の工房展」は秋田市雄和で一部を除き、5月8日まで。