我慢のゴールデンウィーク。
外出自粛の呼びかけもむなしく、各地で人の流れが止まらない。

こうした中、期限が迫る緊急事態宣言の解除について、菅首相が「判断は苦しい」ともらしているとの情報が伝わってきた。

好天に恵まれたゴールデンウィーク終盤。

まず、空から向かったのは、神奈川・湘南の海。

波間でひしめき合っていたのは、サーフィンを楽しむ人たち。

人の間を縫うように波に乗るサーファー。
いつ事故が起きてもおかしくない状態となっていた。

藤沢市の江の島も、2020年の同じ日の5.7倍を記録した3日に続き、4日も多くの人が、江の島へと向かっていた。

江島神社へと続く道も多くの人で混み合い、距離を取るよう呼びかけられていた。

お店の人は、複雑な心境を明かす。

土産物店「できればステイホームしていただきたい。でも複雑な。来て発散される分にはすごくうれしい」

再び上空から見てみると、大混雑している場所があった。

東名高速の海老名サービスエリア。

上り・下りともに、車でびっしり埋まっていた。

4都府県に出された緊急事態宣言の期限まで残り1週間。

東京都では4日、新たに609人の感染が確認された。

連休の影響もあってか、先週火曜日(4月27日)からは200人以上の減少。

一方で、巣ごもりには、限界が迫りつつある。

4日、多くの人が詰めかけていたのが、八王子市の高尾山。

横浜から来た登山客「外は歩きだから、まだ安全かなと思いまして。そうとも言い切れないかもしれないけど」

空から見てみると、登山道には多くの人が行き交い、途中にあるベンチも休憩する人でびっしり。

ケーブルカーにも、長い列ができていた。

人の多い行楽地を避け、都心で過ごす人も少なくない。

東京都庁の目の前にある新宿中央公園には、木陰でレジャーシートを広げる多くの家族連れの姿があった。

訪れた人「本当は遠出の予定があったけど、緊急事態宣言が出たので、そうすると(都外は)どこも混んでいるのでやめました」

我慢の緊急事態宣言も残り1週間。

菅首相は午後、政府分科会のメンバーでもある、岡部信彦内閣官房参与と面会。

岡部氏は、緊急事態宣言の解除について、医療の状況が一番大きな指標との認識を首相に伝えたという。

岡部内閣官房参与「判断は苦しいところで、いろいろ意見を聞いているところだと思うんですよね。(首相は)『数字は下がりませんね』ってこともおっしゃっていましたけどね。非常に悩まれているんじゃないかと思いますけれども」

政府は、6日の連休明けから宣言延長の是非を本格検討し、期限直前の週明けにかけて判断するとみられる。