元妻（25）同居の約束は反故に…
"紀州のドン・ファン"と呼ばれた野崎幸助さんに覚せい剤を摂取させ、急性覚せい剤中毒で死亡させた疑いで逮捕された、元妻の須藤早貴容疑者（25）。
警察は、須藤容疑者が事件直前に野崎さんから離婚を求められたことから犯行に及んだ疑いがあるとみて調べている。
――ルノアールは本物ですか？
野崎さん（2016年）：
2億8000万円かな。
逮捕から2日、捜査員が不審な死を遂げた野崎さんの自宅に家宅捜索に入った。
関係者によると、野崎さんは須藤容疑者に毎月100万円を渡すことを約束する一方、和歌山県田辺市の野崎さん宅に住むことなどを結婚の条件としたという。
野崎さんと結婚し、「野崎早貴」となった須藤容疑者。しかし、関係者は新婚生活が約束通りには進んでいなかったと証言している。
ーー野崎さんから須藤容疑者にお小遣いは？
ふたりを知る人：
ありました、ありましたね。毎月100万だったかな。
ーー須藤容疑者はずっと和歌山に？
ふたりを知る人：
いや、違いますよ。ほとんど和歌山にいない。東京かな。（野崎さんが）離婚するとかも言っていましたし、そんなことを言っている時にこの事件。
野崎さんが用意していた離婚届
また、元従業員の一人は、事件前に野崎さんが用意した"あるもの"を目にしていたという。
元従業員：
（野崎さんは離婚届を）持っていた。早貴のところは空欄で、あとは全部名前が書いてありましたね。
離婚話が浮上する中で不審な死を遂げた野崎さん。その直後に、「ノザキサキ」を名乗る女から、美術商に絵画の売却が持ちかけられていたという。
美術商：
野崎さまの携帯でよろしいですか？
元妻を名乗る女：
はい。
美術商：
絵画の件でお問合せをいただきまして、お品物は今どちらにありますか？
元妻を名乗る女：
和歌山にあります。
美術商：
（査定の）ご都合はいつがよろしいですか？
元妻を名乗る女：
じゃあ15日でお願いします。
美術商：
何時くらいにお伺いすればよろしいですか？
元妻を名乗る女：
えっと…今ちょっと家の方がマスコミで…
当時、野崎さんの自宅前にいた報道陣の目を気にする女。後日、女から断りの連絡があり、美術商が自宅へ出向くことはなかったという。
また、元従業員によると須藤容疑者は事件後、ドバイへの移住について話をしていたという。
警察は離婚を求められた須藤容疑者が計画的に犯行に及んだ疑いがあるとみて調べを進めている。
（「イット！」4月30日放送分より）
