財布を取り出すも料金を支払わず…2日後にも乗車

Mr.サンデーが独自に入手したタクシーのドライブレコーダー映像に捉えられていたのは、無賃乗車の一部始終だ。

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神奈川県の大船駅付近から乗ってきた男。酔っ払っているのか、行き先を告げるとすぐに車内で寝転んだ。

そして、到着すると…

タクシー運転手:
バス停つきましたよ。こちらで大丈夫ですか?1600円になります。

料金を告げられ、財布を取り出す。ところが、いつまでたってもお金を払おうとしない。すると男は、そこから数百メートル離れた自宅までタクシーを走らせるよう指示。

タクシー運転手:
はい、1900円になります。

しかし、ここでも料金を支払わず車を降りようとする。

タクシー運転手:
お金払ってもらわないと私も困るので。

男:
払うから。

タクシー運転手:
お札、入ってましたけど、それお札じゃないんですか?

男:
え?

タクシー運転手:      
さっきお金見ている時、お札が入ってましたけど。

男:
……。

結局、男は自宅に入ったまま、呼び鈴を押しても出てくることはなかったという。タクシー会社は、被害届を警察に提出。

ところがその2日後、男はまたしても同じタクシー会社の車に乗り込んだ。

今度は到着しても起きようとしない。そこで、タクシー運転手は警察に連絡。

警察官:
起きて。おい、起きて。警察だよ。

タクシー運転手:
起きてよ。  

男:
うるせー。

タクシー運転手:
早く起きろよ。

男:
なんだよこの野郎。

暴言を吐き、料金の支払いを迫られると…

男:
てめぇがこの野郎、なんなんだよ。

警察官:
なんなんだよじゃないでしょ。

警察官:
お金は持ってるのか、聞いてるの。

男:
持ってるから、乗ってるんだろ。

結局、男は前回の無賃乗車分も合わせて支払い、タクシー会社は被害届を取り下げた。

男は有名な「無賃乗車の要注意人物」だった

大船駅周辺のタクシー運転手:
うちにも被害者はいますね。

大船駅周辺のタクシー運転手:
よく聞くようになったのは半年前ですかね。(タクシー運転手は)ほとんど知っていると思います。

実はこの男、大船駅界隈ではタクシー運転手の間で「無賃乗車の要注意人物」として知られていたのだ。

2019年に被害に遭ったタクシー運転手:
「ちょっとお金取ってくる」みたいな感じで降りて、もう(自宅に)鍵かけて出てこない。(警察から)逮捕されたって電話がきましたよ。

そして、4月15日。ドライブレコーダーの映像と同一人物とみられる男が、無賃乗車の詐欺容疑で逮捕された。

白昼堂々40分も品定め 高級品種を13匹窃盗

憤りを隠せない、兵庫県たつの市のメダカ販売所のオーナー。

メダカ販売所のオーナー:
犯人のような悪どいやり方は初めてですね。安物のところには目もくれないしね。相当慣れてるなという感じでした。

店の防犯カメラに映る、網でメダカをすくおうとしている男の姿。

狙われたのは、観賞用の高級メダカだった。

メダカ販売所のオーナー:
改良メダカっていうんですけど。平均で4000円くらいかな。

被害はオレンジ色が特徴の「凛華(りんか)」と呼ばれる1匹4000円の高級品種ばかり13匹。  5万2000円相当だという。

このメダカ販売所は無人で運営されており、客は備え付けの料金箱で支払いをする仕組みなのだが、盗まれたのはその隣にある非売品のコーナー。

犯行の一部始終を防犯カメラが捉えていた。

3月30日午前10時前、軽自動車で無人販売所に現れた1人の男。

メダカ販売所のオーナー:
非売品の所からすくっていたから、これはあかんなということで。

男は、オーナーが自然環境の中で育てるため外に置いていた非売品の高級品種に狙いを定め、備え付けの網ですくい上げると…

メダカ販売所のオーナー:
ああここに良いのがいるなって(すくう)。それでナイロンに入れて持って帰るんです。

より美しいメダカが欲しかったのか、白昼堂々、40分にも及ぶ吟味の上での窃盗。

実は今、こうした観賞用のメダカは、ちょっとしたブームになっているという。都内にあるメダカ専門店を取材すると…

メダカ専門店「堀切めだか」店主:
うちでは120(品種)くらい扱っている。世の中には1000品種くらい、500~1000(品種)はいると思います。

品種改良が急速に進み、美しい輝きを放つものや長いヒレを優雅にまとった高級メダカも。

4月15日、防犯カメラの映像から、たつの市に住む57歳の男が逮捕された。男は調べに対し、「私のしたことに間違いありません」と容疑を認めている。

(「Mr.サンデー」4月18日放送分より)