先日、この時間に人吉球磨地方で生まれ育った俳優・中原丈雄さんが、豪雨災害で傷ついたふるさとを応援しようと、球磨川を描いた水彩画のニュースを紹介しました。この水彩画が16日、人吉市の球磨焼酎ミュージアム白岳伝承館に寄贈されました。

俳優活動と並行して、数々の絵画を発表してきた中原丈雄さん。

去年7月の豪雨で傷ついたふるさとに勇気を届けようと、球磨川をモチーフにした水彩画の制作に取り組みました。

【俳優・中原丈雄さん】

「球磨川っていうのは、どうしてもふるさとの中から外せない。いつも僕の体の中を流れているのは球磨川なんですね」

この水彩画は、中原さんが球磨焼酎をこよなく愛するという縁から球磨焼酎ミュージアム『白岳伝承蔵』に贈られました。

16日の除幕式では、高橋光宏 社長が「災害で落ち込んだ人吉球磨の人々の気持ちを多少なりとも向上させることが出来ればと思っています」と挨拶。中原さんは「人吉を思い浮かべながら僕なりの故郷を描けたと思います」と話し、玄関ホールに飾った絵を披露しました。

タイトルは『黄昏(たそがれ)の球磨川と人吉城址心(じょうし)を流れる故郷の川』。薄あかねに染まった空と球磨川にかかる水の手橋などが描かれていて、穏やかな日々の暮らしを思い起こさせます。

【高橋酒造 高橋光宏社長】

「気持ちが復興しないと本当の復興にならない。アートは共感を得られる素材であり、生き抜く力につながると思っています」

【俳優・中原丈雄さん】

「きょうは大変だけど明日は笑おうよという気持ちで前向きに明るく元気な姿で過ごし、球磨川と仲良く暮らしてほしいと思います」