諫早湾干拓の潮受け堤防が閉め切られて14日で24年です。

開門を巡る訴訟が続く中、地元・諫早市では、賛成、反対という立場を超えて、まちづくりを考えようと、市民団体の活動が続いています。

諫干問題の話し合いを求める会 世話人代表 古賀 勝 さん 「この24年間、分断が続いて、住民の間においても干拓問題になってくると、お互い話ができない状況が続いてきた」

諫早湾干拓の堤防が閉め切られて24年。

司法の場では、国と漁業者などが開門と非開門に分かれ、複数の裁判を闘っています。

立場や考えの違いから地域が分断され、諫早の自然や諫早市民の暮らしを守る壁になってはいけないと、諫早市民など有志で作る会は話し合いの場を求めて署名を集めてきました。

諫早市内で観光農園を営む 横林 和徳 さん もその1人です。

諫早湾干拓問題の話し合いの場を求める会 事務局長 横林 和徳 さん 「住民の皆さんに本当の干拓問題の真相というか、十分理解が行き渡っていないとつくづく感じてるんですよ」

開門や非開門の立場を超えて、これまでに4千人以上が署名しています。

諫早湾干拓問題の話し合いの場を求める会 事務局長 横林 和徳 さん 「もう自分たちに関係ないんだと、そういう方もいらっしゃると思うが、将来に向けてどんな地域を作るのかという視点に立って、干拓の問題もお互いに論議する必要があるのでは」

会は裁判の勝ち負けではなく、事実や情報を共有することで、解決の糸口を探りたいとしています。