被爆者から被爆体験を受け継ぎ、伝える人のことを交流証言者といいます。

このほど、長崎市で交流証言者の女性が、初めての講話をしました。

調 仁美 さん 「長崎の町は火の海でした」

被爆者で漫画家の 西山 進 さん(93)が描いた紙芝居。

爆心地から約4キロの三菱長崎造船所で被爆した体験などがまとめられています。

長崎市の原爆資料館では4月8日、被爆二世の調 仁美 さんが、7年前から交流があった西山 さんの被爆体験を語りました。

調 さんは、これまで学校などを回り、平和講座を開いていましたが、被爆者から被爆体験を受け継ぎ伝える交流証言者としては初めての講話です。

調 仁美 さん 「ふるさと、大分に帰っても、つらい日が続きました。原爆の放射線の影響で、元の元気な体ではなく、周りの人には理解されず、病院の先生達も治療法が分かりませんでした」

調 仁美 さん 「やはり、被爆はとても繊細。どこまで話していいのかという思いがあった。長崎から全国、世界に広げていけたら」

長崎平和推進協会によると、交流証言者は現在44人いて、講話に向け、57人が研修を受けています。