福島第一原発の処理水について、海洋放出の方針を政府が固めたことを受け、県漁協の関係者は4月12日、県議会を訪れ、「壊滅的な打撃を受ける」と訴えました。

県議会を訪問したのは、県漁協の組合長など5人です。組合長などは、水産議員連盟の県議と意見交換し、海洋放出の方針撤回を政府に働きかけるよう訴えました。

県漁協 寺沢春彦 組合長

「海洋放出されてしまうと、宮城県の水産業は壊滅的な打撃を受ける。流通の段階ではまだまだ復興途中という思いもあります。全ての人に影響を及ぼすので、まず海洋放出は絶対反対」

福島第一原発事故で発生した放射性物質を含む処理水は現在、原発敷地内のタンクにためられていますが、来年秋にも満杯となる見込みです。政府は処理水を薄めて海に放出する方針を固めていて、13日の関係閣僚会議で正式に決定する見通しです。