新型コロナの感染拡大に歯止めをかけるため県に適用されたまん延防止等重点措置が12日から始まった。対象は本島内の9つの市だが、県内の感染状況を踏まえ県は飲食店の営業時間を夜8時までに短縮するよう県内全域に求めている。先行きの見えない状況に飲食店経営者からは不安の声がこぼれた。

那覇市・沖縄大衆居酒屋うまんちゅ!山本一寛店長「(午後8~9時の営業で)月で言うと40万円くらいは変わってくる。弁当も歩き売りしに行っているような状態で、自分から売り上げを作りに行かないとなかなか売り上げが上がらない状態」

今年1月にオープンしたこちらの居酒屋では当初ランチ営業もしていたが、コスト削減のためいまはオフィス街で弁当を販売している。ただ好調な日でも目標額の6割にしか満たないという。

山本一寛店長「協力金の増額はやはり望みますね。やっていくにあたってはちょっと厳しいかな4万円では。」

こちらの小料理屋では来月5日までの要請期間中の休業を決めた。

酒肴茶々丸大田葉子店主「冷蔵庫の中身を全部処分しないといけない」感染対策のため去年3月から「一見さん」を断り客入りは常連客やその紹介による客だけになっている。

大田葉子店主「なかなかお客様は入っこられない。ただ本当にみんなの命が大事なので、やむを得ない。」感染対策と経営を両立していくか、飲食店の苦悩の日々は続く。

まん延防止措置の対象となる9つの市では要請に応じない店舗は最大20万円の過料となる場合も。県は飲食店への巡回を開始し、感染対策を徹底している店舗には新たな認証ステッカーを交付することにしている。