羽田雄一郎さんの死去に伴う参議院長野県区の補欠選挙が8日告示され、新人3人が立候補しました。

立候補したのは届け出順に、自由民主党の小松裕さん、立憲民主党の羽田次郎さん、NHK受信料を支払わない方法を教える党の神谷幸太郎さんです。

今月25日の投開票に向け、17日間の選挙戦がスタートしました。菅政権が発足してから初の国政選挙で、各政党とも来たる衆院選の前哨戦と位置づけています。

自由民主党の小松裕さんは、長野県庁の近くで第一声を上げました。

自民・小松裕さん:

「感染に対する不安、暮らしに対する不安を取り除く。それこそが政治の役割。命を守り、暮らしを守り、地域経済を守る。大事な役割を託してください」

小松さんは衆議院議員を務めた後、2019年の参院選で羽田雄一郎さんに敗れました。医師の経験を生かした新型コロナウイルス対策や経済対策を訴えます。

自民・小松裕さん:

「私が勝つか負けるかで、長野県の政治、長野県にとってどうなるか、本当に大事な戦い。勝たなければいけない責任があると思う」

立憲民主党の羽田次郎さんは、長野駅前で第一声を上げました。

立憲・羽田次郎さん:

「兄が目指した政策を何としても実現しなければならない。小さな声、声なき声、一つ一つ伺いながら国政の場に届けていく」

去年暮れに新型コロナウイルスに感染して亡くなった兄・雄一郎さんの遺志を継ぎ、弱い立場の人の声を届ける政治を訴えます。「野党統一候補」として共産党や社民党の支援も受けます。

立憲・羽田次郎さん:

「(新型コロナウイルスで)多くの遺族が全国にもいらっしゃる。その思いも含めて菅内閣の後手後手の対策についてただしたい」

NHK受信料を支払わない方法を教える党の神谷幸太郎さんは、県庁で立候補を届け出た後、報道陣の取材に応えました。

N党・神谷幸太郎さん:

「NHKの受信料問題を投票の際の選択肢の一つにしてもらえれば。スクランブル放送で受信料を払えば見られる状況にしたい」

神谷さんは、長野県内で活動しないということです。

コロナ禍の選挙とあって、県選挙管理委員会は、密にならないよう有権者に期日前投票の活用も呼びかけています。投開票は25日で、9日から期日前投票が始まります。