コロナの終息に向けて期待されているのがワクチンだが、山形県内では4月12日から山形市と鶴岡市で高齢者への接種が始まる。8日午前、山形市に高齢者分の第一弾のワクチンが到着した。

山形県内で初となる65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナのワクチンは、午前10時、山形市保健所にある「ワクチンコントロールセンター」に運び込まれた。届いたのは、ファイザー社製のワクチン1箱で、優先的に接種を受ける市内5つの高齢者施設に入所している475人の2回分。

接種は、サニーヒル山寺、さくらパレス、長岡医院が4月12日から、フローラさいせい、木の実は15日から順次行われる。

(山形市新型コロナウイルスワクチン接種対策室 村上武室長)

「今回、初めてワクチンが届いたわけですが、適切に保管してこれから各施設や医療機関に確実に配送できるように努めていきたい」

山形市に次にワクチンが届くのは4月26日の週で、施設については調整中。山形市で接種の対象となる65歳以上の人は約7万6000人で、今後、国から安定的に供給されるめどが立てば、一般の高齢者への本格的な接種をスタートさせるという。

また、鶴岡市にもワクチンの第一弾が到着し、荘内病院に届けられた。その他の自治体への配分予定は、4月12日週が米沢市や酒田市、新庄市など10の市町村。19日の週が、寒河江市や上山市、村山市、尾花沢市、中山町など10の市と町。山形県によると、4月中にはすべての市町村に第一弾のワクチンが届く見込みだとしている。

第一弾が届いた山形市では、接種に関する相談を電話とファックスで対応していて、午前9時から午後6時までとなっている。