大規模買収事件をめぐる河井克行被告の裁判は8日で被告人質問が終了しました。検察側に敵意を露わにした前回とは一変、8日の河井被告は法廷で質問に淡々と応じました。

東京地裁で開かれた8日の被告人質問で検察側は押収した、現金を渡したとされる県議らのリストについて、「作成したのではないか」と河井被告に尋ねると、「頭の体操をし始めた頃の資料だ」と説明しリストの作成を認めました。

また逮捕後も受け取っていた歳費については贖罪の気持ちとして「非営利団体に寄付させていただきたい」と述べました。

裁判官から広島に戻る気持ちはあるかと問われると、数十秒間、沈黙し、「広島の皆さんに必ずお詫びを言って歩かなければいけない」と声を絞り出しました。

8日間に及んだ被告人質問は8日で終了し公判はいよいよ大詰めを迎えます。裁判は今月30日に論告求刑、来月18日に最終弁論が行われる予定です。