河井案里元議員の当選無効に伴い、今月25日に投票が行われる参院再選挙がきょう告示され、新人6人が立候補し、17日間の選挙戦がスタートしました。

立候補したのは、届け出順に諸派・新人の宮口治子候補(45)、無所属・新人の佐藤周一候補(45)、無所属・新人の大山宏候補(72)、無所属・新人の玉田憲勲候補(63)、自民党・新人の西田英範候補(39)、NHK受信料を支払わない方法を教える党・新人の山本貴平候補(46)のあわせて6人です。

諸派・新人で立憲民主党、国民民主党、社民党から推薦を受ける宮口治子候補は、障害のある子どもを育てるシングルマザーとして福祉の充実を訴えるほか、金権政治からの脱却を強調します。

【諸派・新人宮口治子候補】

「金権政治にノーと言っていただかなくてはいけない大事な選挙です。みなさんの意思表示をしていただきたいです。そして、変える勇気を持ってください」

無所属・新人の佐藤周一候補は、平和都市の理念を大事にし核兵器も原子力発電もない世界を目指すほか、今回の選挙で広島の政治をリニューアルしたいと訴えます。

【無・新佐藤周一候補】

「原発を無くす。放射能汚染水は断固反対、伊方の。そして、小選挙区制含めて庶民を政治から遠ざける制度を変えていく。そして、貧困を防いでいく」

無所属・新人の大山宏候補は、福祉行政改革の実現、国政選挙の投票率を95%以上にすること、北朝鮮や韓国との相互不可侵条約を3つの公約の柱に掲げています。

【無・新大山宏候補】

「福祉行政を含めたすべての行政改革を有言実行してみせます。国政選挙の投票率95%以上を2年以内に実現してみせます」

無所属・新人の玉田憲勲候補は、おととしの参院選をめぐる大規模買収事件をふまえ、真の民主主義の実現を掲げているほか、有権者の意識向上を訴えています。

【無・新玉田憲勲候補】

「今の国会議員、真の政治家がいるとは思わない。この選挙期間を通じて有権者のみなさまに30年後の社会をかたりましょう」

自民党・新人で公明党から推薦を受ける西田英範候補は経済産業省の元官僚というキャリアを活かし、コロナ禍からの経済回復を掲げるとともに、政治の信頼回復を訴えます。

【自民・新西田英範候補】

「この広島から日本をリードする公正な政治と、そして世界をリードする経済の再生。これをみなさまと一緒に進めていきたいのであります」

NHK受信料を支払わない方法を教える党・新人の山本貴平候補は、NHKの受信料に反対し県内に選挙事務所は設けずインターネットを中心に政党の考えを伝えていく予定です。

【N党・新山本貴平候補】

「いわゆるNHK集金人に関する訪問被害が非常に増えていますので、私どものような政党があるということを、皆様に少しでも多く知っていただけるように、しっかり活動してまいります」

今回の参院再選挙は河井案里元議員の当選無効に伴うもので、政治とカネの問題やコロナ禍からの経済回復などが主な争点となっています。

広島での国政選挙の再選挙ははじめてで、おととしの参議院選挙の投票率が44・67%と過去2番目に低かったことから投票率の向上も課題となっています。

参院再選挙は今月25日に投票が行われ即日開票されます。