由利本荘市は7日、市民に渡す予定で保管していたマイナンバーカード1枚を紛失した事を明らかにした。マイナンバーや住所など個人情報の流出は、いまのところ確認されていない。

 由利本荘市が紛失したのは80代男性のマイナンバーカード1枚。由利本荘市によると、カードが矢島総合支所に届いた3月17日に保管庫にしまって鍵をかけた記録はあるものの、3月29日男性がカードを支所に受け取りに訪れた際、カードは保管庫になかった。

 由利本荘市ではマイナンバーカードを交付する際、受け取りに来た人とカードの写真を照合して職員・受け取り人双方が確認し、さらに交付時に行う国のシステムへの登録が行われていないため、ほかの人に誤って交付する可能性は低く、個人情報の流出はいまのところ確認されていない。

 由利本荘市は男性に謝罪し、現在はマイナンバーの変更と再申請の手続きを進めている。

 由利本荘市は改めて事務処理の適正な手順を確認するとともに、職員に個人情報の管理の重要性を周知して再発防止に努めるとしている。