松江市島根町で4月1日に発生した大規模火災から8日で一週間が経つ中で現場の調査が続いている。出火原因などは未だ不明で、ボランティアの輪が広がるものの被災した人たちの支援にはつながっていない。その理由とは。

大規模火災から6日目の松江市島根町加賀の様子。黒く焼け焦げた家の残骸が火災激しさを物語っている。

火災発生翌日の様子と比べても、1週間が経とうとする7日の様子と大きな変化はない。現場の片付けなどが進展しないその理由・・・。

7日も警察と消防による実況見分続いているが、消防によると7日は火元となった可能性のある焼け残った器具などを回収したとしている。しかし火元や出火原因はまだ特定されていない。

そうした中、大津集会所にボランティアセンターが開設された。被災者へのボランティア派遣のための準備が進められていた。

竹下 慧記者:

「現在の被災者の方への聞き取り調査が行われていて、要望が出れば企業にボランティアを要請します」

新型コロナ感染対策のため、個人のボランティアは受け付けていない。企業単位のみを受け付けていて、現在松江市の9つの企業や団体が手を挙げている。しかし・・・。

松江市ボランティアセンター・安藤所長:

「今のところは実況見分が優先されますので、それが終わって被災者の方が実際に(自分の家を)見てからになると思います」

被災者からの支援要請は今のところ入っておらず、現場検証が終わらなければ支援を受ける状態にならないとしている。こうした中、義援金の申し出も広がっている。

カナツ技研工業・金津 任紀社長:

「早く元の元気な漁港に戻ってもらいたいと思っている」

集計の終わった義援金だけでも576万円集まっている。支援の輪が広がりを見せる中、発生から1週間が経とうとする松江市島根町の大規模火災の原因究明が待たれる。

カナツ技研工業・金津社長:

「二度と同じような火災が起こらないような復興を考えてもらう必要がある」