浜松を舞台にした漫画「焼いてるふたり」をご存じですか。東京と浜松の遠距離婚をする新婚夫婦のスローライフが描かれているんですが、なぜ舞台に浜松が選ばれたのか出版社の担当編集者に聞きました。

講談社のマンガ雑誌モーニングで4月1日発売号の表紙を飾った「焼いてるふたり」。その舞台が浜松市です。

福山健太「転勤、浜松に・・・。いかん落ち込んできた。楽しいこと考えよう。浜松・・・うなぎ・・・さわやかのハンバーグ。浜松餃子!」

千尋「転勤、そうだったんですか。・・・わかりました。私たち結婚しませんか?」

交際ゼロ日で結婚した新婚夫婦は、東京と浜松の遠距離婚に。なぜ浜松を舞台にしようと思ったのか、このマンガを企画し編集を担当するモーニングの市村副編集長に聞きました。

講談社モーニング編集部・市村千佳副編集長

「私の東京の友人がもともと浜松出身で9年前くらいにUターンしまして。2~3カ月に1回は浜松に行って遊んでいるみたいな状況が続いてまして」

そんなとき地方都市を舞台にしたマンガを作ることになり、まず浮かんだのが浜松だったといいます。

市村副編集長 

「海と山がすごい近くて。(東京からの)距離のちょうどよさ、ですよね。住んでも十分楽しくやっていけるだろうなというのは、いつも思いますね」

千尋「浜松城!浜名湖!浜名湖にこんなところがあったんですね」

健太「バーベキューだけじゃなくて、キャンプもできるんですよ」

千尋「すごい!全部おいしそうだし、安い・・・!なんですかここは?!」

マンガには地場産品を扱う「よらっせYUTO」など穴場的な場所も登場します。

千尋「お城も砂丘も行けて楽しかったし、東京だとなかなかできないことがたくさんあって、毎週いい息抜きになってるんですよね」

市村副編集長

「ちょっとだけスピードを落として、自分の生活を心地よくすることを考えてみても良いんじゃないかと、押しつけるんじゃなく思わせてくれるような2人だと思っていて。この2人のマイペースさが浜松という場所と相まって、かなりのんびり、ほのぼのしている作品になっているので、読んでくださった方が自分のペースでご自身の暮らしを考え直すきっかけにして頂けたらなと思っています」

いま地方への移住先として熱い視線が注がれる浜松。「焼いてるふたり」の人気上昇でますます注目が集まりそうです。

◆今後の展開は・・◆

妻の千尋さんは東京から週末だけ浜松に通っていましたが、この後の展開では浜松に移住し、新婚夫婦の同居生活がいよいよ始まるそうです。

浜松市は移住促進にも力を入れていますから、魅力発信の力添えになりそうです。