春の登山シーズンとなり長野県警は山岳遭難救助隊の結隊式と救助訓練を行いました。先月、雪崩で1人が死亡する事故も起きていて県警はこれからの時期も注意してほしいと呼びかけています。
長野市の霊山寺の裏山、「物見の岩」で行われた山岳遭難救助隊の結隊式。今年度、3人が加わり、39人体制となりました。
訓練ではコロナ対策も。高さ25メートルの岩の上から防護服を来た隊員が遭難者役を降ろしました。
新隊員の秋山穂乃果さん(28)。5年ぶりの女性隊員で、救助隊を目指して県警に入りました。
山岳遭難救助隊に加入・秋山穂乃果さん:
「隊員になったことがゴールではなくて、救助できるようになるように、さまざまな努力が必要。これから頑張っていきたい」
今年は例年に比べ雪が多く、先月、乗鞍岳では雪崩が発生。5人が巻き込まれ1人が死亡しました。県警はこれからの季節も雪崩などには十分注意してほしいと呼びかけています。