女性をボンネットに約1キロ走行

女性を車のボンネットに乗せたままおよそ1キロ走り、78歳の住職が逮捕された。

4月4日正午過ぎ、茨城県笠間市で捉えられた防犯カメラの映像。

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信号待ちをしている白い車のボンネットの上に黒っぽい人影が見える。一瞬、足も動かした。

信号が変わると、車は人を乗せたまま走り出し、カメラのフレームから消えた。

一体何があったのだろうか。

警察は白い車を運転していた寺の住職、田代貫章容疑者(78)を、交通トラブルになった30歳の女性をボンネットに乗せて走行したとして、殺人未遂の現行犯で逮捕した。

交通トラブルがきっかけか

現場は常磐自動車道のインターにも近い国道。

田代容疑者は高速道路を走行中、女性が乗った車とトラブルになっていたという。

そして一般道に降りてから、女性が乗った車を運転していた男性が田代容疑者に注意すると、田代容疑者は男性の足をひいて車で逃走。

さらに田代容疑者を追いかけた女性が車の前に立ったところ、車を発進させ、女性をボンネットに乗せたままおよそ960m走行。

田代容疑者は蛇行運転や急停止をして女性を振り落とそうとしたという。

女性は手を離さずけがはなかった。

容疑者が住職を務める寺の看板に「交通安全」

田代容疑者が住職をしている笠間市内の寺。看板には病気や交通安全などにご利益があると書かれている。

容疑者を知る人:
(以前は)檀家さんは大勢いました。占いはだいぶお客さんがいました。

檀家:
ニコニコ笑顔で人を迎える。住職としてはお寺に出入りする人で悪く言う人はいない。とにかく人を導く、人をいろんな面で救ったり助けたりするから、がっくり。

警察の調べに田代容疑者は、女性をボンネットに乗せて走行したことは認めているが、「殺そうと思ったわけではない」と殺意については否認している。

「イット!」4月5日放送