“ギャルの教科書”が復活!

「令和元年」を迎え、新しい時代の幕が開いた…と共に、「平成」のカルチャーを象徴する、あるものが復活したのをご存知だろうか?
それが、渋谷に集まる濃いメイクや奇抜なファッションの女子高校生たちを特集し「ギャルの教科書」とも呼ばれた、ファッション雑誌『egg(エッグ)』だ。

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2014年に休刊して以来、およそ5年ぶりの復活となった『egg』。
なぜ今復活を遂げたのだろうか?
そして、「令和」を生きる女子高生たちの中で今、アツいものとは?

そもそも“令和女子高生”たちはギャル文化をどう思っているのだろうか。
さっそく、渋谷でインタビューしてみた。

街の女子高生たち:
むっちゃかわいくない?最高!最高!神!
元々めっちゃギャルだったから、戻りたくなった!
ギャル好きなので、どんどん増えてほしい。

街の女子高生たち:
見る分にはいいけど、自分がギャルになるのはちょっといやだなって思う…。

『ココ調』の調査の結果、渋谷の女子高校生100人のうち67%が「ギャル文化に興味あり」
「自分もギャルになりたい」という女子高生は43%にとどまったものの、ギャル文化には興味津々のようだ。

横山ルリカ リポーターが向かったのは、ギャルの聖地・渋谷で行われているという『egg』の撮影現場。
そこにいたのは、 今月発売された『egg』にも掲載されている、女子高校生ギャルモデルの古川優奈(こがわ ゆうな)さんだ。 

古川優奈さん:
こんなギャルもいます!
ギャルでもナチュラルメイクをする人もいるし、いろいろな系統をやっていくギャルもいるので…やりたいことを自由にやるっていうのがモットーだと思っていて。

今、注目の“令和ギャル”の古川さんが語ってくれたのは、イマドキのギャルの“マインド”。
ひとつの流行にとらわれず、それぞれの個性を生かしていくのが“令和ギャル”のあり方なのだという。

そして、そんな“令和ギャル”たちへ情報を発信すべく復活した『egg』の編集長・赤荻瞳さん自身も、かつて“ギャルサー”に所属していた生粋のギャル!

赤荻瞳さん:
今は、ギャルの自分のファッションとかメイクを見せる場がストリートからSNSになったというだけで、自分を見せられる場がすごく増えたので、逆に“ギャルらしさ”をアピールできる良い時代になってきたなっていう…


かつてはストリートで発展していった“ギャル文化”。
しかし、時代がSNSに大きく変化していった中、あえて令和という新しい時代を迎えたタイミングで『egg』を復刊させたのだという。

情報発信の要!女子高生が選ぶ「令和に流行るモノ」座談会

街の女子高生たち:
言葉とかに関しては女子高校生がつくることが多いかなと思う。

みんな『インスタ映え』を意識するから…展示会とか全部、『インスタ映え』のために作られているってネットに書いているから、 世間動かしてんじゃないかなみたいな。

SNSを使っているのはやっぱり高校生だし、発信しているのも見ているのも、高校生が多いなっていうのは実感します。


平成のギャル全盛時代、 流行の最先端で情報を発信し続けてきたギャルたち。
では、この令和の時代、女子高生たちから発信されている“最先端”とは何なのだろうか!?

情報発信の場を街からSNSへと変えた現役女子高校生たち6人に「令和最初に何が流行りそうか座談会」を開いてもらった。

令和時代に“くる”もの

開始早々、参加者たちが前のめりでかじりついたワードがあった。
それが、「パネチキン」!

この「パネチキン」とは、バゲットの器にたっぷりと入ったチーズをフライドチキンに絡めながら食べる韓国発祥のチーズ料理で、とろ~りと伸びるチーズが「映える」と大絶賛。

女子高生たち:
映える!映えがやっぱり大事だよね。多分流行る!


続いて、飛び出たワードは「ベルシュカ」。

女子高生たち:
あれじゃね?ベルシュカ。何も買
うものなくても写真撮りにいくよね!


「ベルシュカ」とは、渋谷に店舗を持つスペインのファッションブランド。
店内の階段を上がった先にある鏡が“SNS映え”するフォトスポットとなっているのだ。

そして最後に飛び出したのは、「ゼンリー」と「ソーダ」。

Zenly(ゼンリー)」とは、友達と位置情報を共有したり、滞在時間や充電の残量などが見られる無料のコミュ二ケーションアプリのこと。

女子高生たち:
地元が近い子からしたら、暇になったときに(位置情報を見て)「会おうよー」って言える。

そして「ソーダ」は“ナチュラル盛り”に特化したカメラアプリのこと。
実際に横山リポーターが使ってみると…この仕上がり!
肌に透明感が出るとして、いま大人気となっているのだ。

座談会で飛び出した「令和に流行りそうなもの」、あなたはいくつ知っていただろうか?

今も熱を持ち続ける“ギャル文化”と、情報発信の電波塔でありつづける女子高生たち。
新しい時代、どんなカルチャー生まれるのか、“令和ギャル”たちから目が離せない。

(「めざましテレビ」『ココ調』5月10日放送分より)

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